
属性の話!
数年前、当時付き合っていた彼女と
銭湯に行った時の事♨️
「1時間後にここ待ち合わせね♪」
ソファーや自販機がある
たまり場で別れて
意気揚々と風呂場に入った↑↑
(気分上々↑↑)
まず掛け湯を流して
身体を洗って準備OK🔥
身体を洗ってる最中に
(最初は1番おっきいお風呂
次にいつもは入らないサウナに久々に
入って、露天風呂に入ってゆっくりしよう
👼)
普段銭湯や温泉に
1人で行くことがない🍀
時間を持て余すと思い
ざっくりと予定を考えた💫
動き出してすぐに
¨電気風呂⚡️¨
(うわっ!!!!)
いつもここの銭湯に来る時
この電気風呂にはおじーちゃん達が
パンっっぱんっっ!!
に敷き詰められている💣
だから考えていなかった
だけど
今は¨電気風呂¨におじーちゃんが2人のみ!!
これはチャンスっ!!!🔥
ずっと気になってた¨電気風呂¨に入れる!!
せっかく考えたルートがすぐ崩れた
けど
テンション更に上々↑↑🎵
¨電気風呂¨に入った
更に両足が入った瞬間
ビクンっ!!
ビクンビクンっ!!!
視界が揺れた
(こっ、これは!!)
手すりに捕まり、転げるのをなんとか耐えた
(でっ、電撃だっ!!!)
(いやっ、待て!!急すぎただけだ!!!)
自分を信じ
だけども
心とは裏腹に
手すりを強めに掴み
電撃に似た、
何かが来ない間(インターバル)
腰まで入水
(ビクビクビクビクッ!!!)
体が波を打つ
(きっ、きやがった!!!!)
(やっぱりっ電撃だっ!!!)
手すりを掴んでて正解!!
電撃で立っていられない膝を
無理矢理立たそうとする
より一層に身体がガクガクするっ!!
(やっ、やべー!!!!)
電撃を喰らいながら
少し顔をあげる
じーちゃん①が多分、
人生で1番の目の見開きをしてこっちの
様子を伺っている
じーちゃん②は
俺を試しているかの様な
冷静な表情でコッチ
(電撃に打ち勝とうとする俺)
を見下していた
とっさに出た
(こっちはいつも
この入り方で¨電気風呂¨に入っているので
お構いなく)
の気持ちを込めて
はにかんだ
じーちゃん①は更に目を開いた
(まっ、まだ目をひらけたのか!!)
②のじーちゃんは涼しい顔をしていた
俺は退却を試みた
(俺にはまだはえー!!)
第三の¨電撃¨を喰らう
(これ以上の犠牲はだすものか!!)
フラつきながら電撃に耐える
新しいじーちゃん
じーちゃん③が来た!!
(やりたい放題かよ!)
じーちゃん③が俺の横を通り過ぎながら
涼しい顔で入水
(なっ、慣れてやがるっ!!!)
¨電撃¨風呂から脱出して
後ろを振り返る
3人のじーちゃん達は
コッチ(電撃に負けた俺)
を一瞬だけ見て
日常を取り戻した顔をしていた
自分の置かれてる状況を考えた
はっじーな!!
(恥ずかしいなの略)
小さい声でハニカミながら
吐き捨て
しかしながら不思議と
気持ちは清々しい
自分は
水属性だったのかと
悟った
10分程で風呂場を出た俺は
想像を絶する程に(永遠に)
感じる50分を
1人で待ちながら
呟いた