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残価設定の罠🚘一括購入が勝ち🏁
車🚘の買い方は多種多様。特に最近多くなっているのが残価設定型。結局は損をしているかもしれません。
妻の車の買い替えでこの話を持ちかけられ、結局は一括購入した話です。
まずは、残価設定型ついて説明します。
残価設定ローン(ざんかせっていローン)は、ローンの一種であり、融資対象商品について、あらかじめ一定期間経過後の残存価額を設定しておくことで、残存価額を差し引いた金額についてローン設定を行う。「残価設定型ローン」ともいう。
具体的には、対象商品200万円の商品に対し、残価設定ローンのサービスを提供する会社(以下、サービス提供会社)が「この商品の5年後の残存価値は50万円」とあらかじめ設定し、会社は客に対してこの5年間を150万円のレンタル料で貸し出しを行うようなもので、客はこの150万円についてローンを組み、支払いはローン会社への月々の割賦返済とするもの。たいていの場合、サービス期間終了後に商品を返却するか、残りの50万円を支払って買い取るかが選択できる。
商品価値全額をローンで賄う通常のローンと違い、月々の支払額を低く抑えられる点がメリットである代わりに、最後の支払額が大きめに設定されていることがデメリットとなっている。サービス期間中、商品の所有権は常にサービス提供会社にあり、サービスを受けるもの(客)にはないが、それを明示していない広告があることが問題である。またサービス期間中に客が想定残存価値よりも価値を落とした場合の清算で揉めることがあり、トラブルも少なくないようである。
✴残価設定の落とし穴
✅通常ローンと比べて利率は安くない
ディーラーによっても違うので、はっきりとは言えませんが、年率4〜5%くらいが相場のようです。
さらに頭金をどれくらい払うかでも変わってくる場合もありますね。
【実例】
ローン対象金額100万円超だと3.9%
ローン対象金額100万円以下だと4.9%
✅残価設定することで値引き可能なケースはトータルで損をする
ディーラーの担当者はおそらくこの残価設定型を勧めてきます。
その謳い文句は、
「残価にするとさらに値引き出来るんです!」
これは瞬間的な値引き額。
せいぜい3万〜5万円ほど。
例えば、安く見積もって100万円分を5年ローンで組んだら、年率4%分としても利子分だけで20万円かかります。
どっちが得なんだ?!と文句言いたくりますよね。
ローン対象金額が少ない場合は、絶対に残価設定型は損をするのでやめましょう。
ディーラーはローン会社に紹介料としてバックがあるので、通常ローンではなく残価設定型ローンをゴリ押ししてきますから気をつけて下さいね。
✅想定残価価値は変動する
おそらくこれが一番危険なリスクファクターです。
最近の円安の速度は皆さん想像していましたか?
そうです。未来はどうなるか分かりません。
5年後の残価価値が100万円と言われても、実際は30万円の価値しかない場合もあります。
その場合の差額分は結局自己負担になります。
もしその5年後に車を買い取ろうと思った場合に一括で購入できるならまだましですが、再度ローンを組むとなったら……
結論的に初めから通常ローンのほうが良かったと泣き寝入り😂
もう一つのケースとして、事故歴や大きな傷は残価額に想定されておらず、
・5年なら10万km以下
・凹みなど板金が必要な修理はなし
といったルールに外れた場合は最悪です。
✅そもそも名義がローン会社
これも注意。
残価型はローンです。
その車はあなたのものではありません。
また、ディーラーのものでもありません。
ローン会社のものになります。
つまり、支払いが滞る場合は多額のペナルティがかかります。
知り合いにお金を借りるとは訳が違う❣
✴車🚘を買うならどうしたらいいのか❔
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