辛い経験をしている人への思いやり
自分が経験した辛い辛い経験を、もし大切な人が同じ経験をしてる時に、あなたならどうするか。
自分も同じ経験をしたと、自分の大変だった頃の話をするのは、何の励ましにもならないし、むしろ「マウント」行為になってしまう可能性すらある。
同じ辛い辛い経験でも、自分とその人では背景が違うのだ。
例えば、親の介護。
親の介護と一言で言っても、親子関係も人それぞれだし、その時の状況だってそれぞれなのだ。
子どもが小学生で介護するのと、子どもがまだ4才で介護するは雲泥の差なのだ。
どっちが大変か問題になるし、そもそも「比べる」と言う行為はプラスなことは何も生まれない。
でも現在進行形で辛い経験をしている方からすると、どうしても比較対象がいると、それに囚われ前に進めなくなるのだ。
あと、もっと最悪なのは、自分が経験していないのに、
「私の知り合いも同じ経験した人いた」
などと、全く関係のない第三者の話をすること。
「.....。」
「で?」って言葉すら出ない。
もちろん、両者とも悪気があるわけはないのはわかる。
ただ、あまりにも無責任すぎる。
だから大切な人が辛い経験をしてる時は、ただ黙って聞いてあげる。
これが本当の思いやり、相手への敬意なのではないか。
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