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【今週の日本酒#14】如空_white bear 純米吟醸(八戸酒類株式会社:青森)


今日も日本酒が……美味いッッッ!

冷蔵庫に空きが出たので買い出し。
とはいえ酒屋さんに顔を出すスパンが短いので特に新しく入荷したお酒はなし。
セラー室に並んだ見慣れたお酒たちを眺めては…そういえば何か可愛いラベルのお酒が居るよなと思って購入。

如空(じょくう)。青森のお酒だそうで。
そういえば以前飲んだ六根も青森だったなと思って少し調べると、田酒、陸奥八仙、鳩正宗も青森のお酒だった。へえー、知らんかった……。

ラベルで何となーく、ぼんやりと味の雰囲気は想像できるようになってきた…


なんかふんわり綺麗めなお酒っぽい気がします。
先日まで司牡丹(暗夜の光)とか五橋のやばい純米酒(承前啓後)とかの辛口、旨み系のお酒をよく飲んでた気がするので味のローテーションとしてちょうどいいです。

何はともあれ開栓。
家に帰ってすぐ開けたので、ボトルがうっすら霜かいてるくらいの温度帯でした。

洗い物サボってました。
綺麗めなお酒は薄いグラスで飲みたいんだけど仕方ない…


見た目からして冷酒が合いそうなお酒。

ひと口。


完全にメロンです。

華やかな香りと米の旨み(≠酸味)のいい塩梅を突いた感じと思ったら、割とフルーティ甘々な感じのお酒でした。

甘いといっても結構爽やかでみずみずしい味わい。先日飲んだ黒龍の熟れた果実のような重い甘みとは対極というか、シーブリーズとかカルピスのCMの雰囲気。
ひと言に甘いで済まされなくて面白い。しかもこれが米に由来する味なのだから尚更。

買った日は少し嗜んだ程度にしたんだけど、
翌日(今日)キンキンに冷やした状態で飲んだら「…???」って感じ。口当たりの香りが立たず、後味の酸味がやや強くて昨日のメロン感が無い。

そっかー冷やしすぎたかーと思ってボトルがしっかり汗かいてきたくらいで飲み直すと果実感復活。あーこれだよこれ!もしかして俺、今までの冷酒は冷やしすぎ……?

今まで果実感ある日本酒は幾つか飲んできたはずだけど、どれもぶどうとかりんご系ばかり。

そういえばはっきりメロン系と言えるお酒はかなり久しぶりだったかも。もしかしたら過去……仙禽モダン…森嶋…醸す森…どこかで通ってきた道のような気がするけど、これから踏みしめていけばいいか。お酒の味をちゃんと覚えるには、僕は2合欲しいです。

お店でグラス一杯すらも飲んだカウントに数えるのであれば、素人にしてはそれなりの数を飲んできたと思いますが……

ある都道府県を"通ったことがある"のと"そこに行ったことがある"のとでは、その地域に対する理解度には天と地ほどの隔たりがあるのと似た感じです。佐賀県のことを言ってます

これ!!!奥のクローバーのやつ!!!!これの味も確か同じ系統だったはず……(三井の寿:福岡だった)


とりあえず今回買ったお酒はメロン系の甘さが特徴のお酒で、ほどほどに冷やした(=キンキンから多少放置した)くらいが特に美味しいと感じたお酒でした。

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