野呂山ヒルクライム2023
富士ヒル以来のレースです。
膝を痛めて2週間ほぼ全く乗れてないんですが、大丈夫なんでしょうか……。
広島の呉から気持ち東にある野呂山(のろやま)で行われるヒルクライムレース。標高は893mあり、国立公園に指定されているそう。
9.7kmで710mアップ。平均勾配ざっくり7%。
練習できない以上準備としてできることはせいぜい余計な脂肪をつけない&落とすこと位しかないので、こつこつ節制して53kgジャストまで戻すことに成功。
山奥に宿を取る(=隔離する)ことで、夜の街に消えていきたくなる自我を封じる。封じたはず。
ちなみにこの山奥の宿(野呂高原ロッジ)こそが今回のレースの前日受付会場にしてゴール地点であります。受付が終わってチェックインまで時間が余ったので試走。
最初2km?が約10%→中盤は7%でほぼ一定→ラスト3kmくらいが6%くらい。部分的にきつくなる箇所はあるけど、全体を通して徐々に緩くなっていく感じ。景色も良いしコーナーも多く、登ってて楽しいです。
コース走りながらでも景色は見れるんですが、中間地点くらいに瀬戸内海を見渡せる展望所があります。島々に囲まれたコンパクトな風景を見ると瀬戸内海だな~って思います。
コースの雰囲気をざっくり確認したらチェックインからの温泉。からの夕食ですが…
せっかくなので前夜祭に参加しました。出てくるかなと予想はしてましたが、人の行く先々にお酒というものは必ず現れるわけであります。
明日レースだからノンア…いやビールでお願いします。最大の敵は自分自身なんですが、マジで俺が強すぎる。勝てない。
地酒もしっかり飲んで就寝。フレッシュな旨味がスルッと抜ける飲みやすさ。白鴻、覚えました。
翌朝5時起き、6時からアップ。
朝イチは気温6℃とかいう激寒…標高高いしそりゃそうか。開会式の会場が下山したほぼ目の前にあるし時間も8時過ぎからなので6時起きでもよかったかな。
調子はギリギリ及第点。膝痛いっちゃ痛いけど、まあ何とかなりそうだし心拍はアップした感じ普通。練習不足がどう影響するか…大胆なフルレストは怪我人の特権。笑
上着着て下って受付に預けて開会式とスタート地点までの移動を済ませてたら9時半すぎ。
で、ようやくレーススタート。
後ろから様子を伺っていく予定だったけどなあなあで先頭に並んでしまったので、とりあえず自分のペースで行くことに。
序盤突っ込みがちで後悔しながら登って中間地点手前あたり、もう先頭かな?ってタイミングでBカテの2人に抜かれる。A,Bが混走でした。
1人はじりじり離されたので追走は厳しい。結局僕と2分差つけられてBカテ1位でした。
もう1人との差が微妙な感じだったので、コーナーとかで何度かちくちくとペースを上げて振り切る。
ペースアップも正直余裕はなく、やっぱ練習してないとこうなるよな~と思いながら回数を重ねるごとにみるみるキレと持続時間が情けない感じになり結局タレまくる。笑
残り2~3kmやしキツいけどこのまま行けば…と思ったら前半でパスしたAカテの人がまさかの追撃。一番しんどいタイミングで追いつかれてしまったので、一旦後ろについてラスト1kmのロータリーに差し掛かる。
苦手なスプリント勝負だけは意地でも避けたいので、抜きつ抜かれつの果てに何とかかわして先着。
カテゴリ別でも勝ったことあったっけ~?とか思いながらリザルトの掲示見たら、ネットタイムの差で負けてた。笑
ゴール地点でのエイドというか食べ物のサービスが結構多かった。猪汁、おにぎり、コーヒー、早生みかん、はちみつゼリー、ブルーベリー、マスカット。ごちそうさまでした!
表彰式が終わったあとはジャンケン大会。
その景品の中に…やはりあった、地酒!
あっさり瞬殺。笑
ロッジ前泊組は下山なしでそのまま車で解散。
また来年も出ようと思います。ありがとうございました。
使用機材
フレーム:FOCUS IZALCO MAX 9
コンポ:R8050×equal×ROTOR ALDHU 160mm
ホイール:R8170 C36
(アジリスト25C×レボループ レースウルトラ)
フロント4.9、リア5.0
ギア比 F:53-39 R:11-32
使用経験の浅いTPUチューブ。
そこまで荒れた路面でもなく、5気圧を基準に見てよさげでした。ちょっと振動が気になる区間はあったけど許容範囲。
比較的回すタイプの人間なので、日和って32T。実際はたまにインナーローを使うくらいで、11-30でもよかったかな?