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奥大和に行って感じた「地域活性化」

#奥大和体験記
#奥大和体験プログラム


はじめまして!
立命館大学国際関係学部のなつみです。
大学では、主に地域活性化やまちづくりについて学んでいます。

7月6日~7日の2日間、奈良県奥大和の体験プログラムに参加しました。ゼミの研究を通じて地域開発を学んでいることもあり、「地域との関わりを自分軸で考える」という言葉に惹かれ参加しました。

2日間という短い期間ではありましたが、奥大和の魅力をたくさん感じることができました。
そんな奥大和で感じたことを書いてみたいと思います。


まず、文化と歴史の深さです。
今回奈良県に修学旅行ぶりに訪れたのですが、改めて奈良の文化と歴史の深さに気付かされました。
特に「美吉野醸造」さんや「植和紙工房」さんで感じました。

酒蔵では江戸時代から伝わる吉野杉の樽や桶を使用したり、和紙工房では地域に育つ植物を原料とし、地域に⻑く継がれる伝統的な製法を続けたりしているのが印象的でした。吉野では地域の住⺠や、事業を営む人、移住してきた人、奥大和で暮らす人々が力を合わせながら古くから受け継がれてきた自然・伝統・文化・歴史などを生かし守っていることがよくわかりました。
また、受け継がれてきたものを活かしていくだけでなく、大学生や観光客との意見交換やワークショップの機会を設けるなど現代の感性も大切にしているという印象を受けました。

また、地域活性化と地方の幸せのために「人口」にこだわるのではなく、「独自性」に価値を見出していたのも魅力の一つだと考えました。
移住者や観光客を増やすための取り組みはもちろん積極的にしているけれど、それ以上に地域の歴史や伝統などの風土を街全体で守り、そしてさまざまな起業家や移住者などを巻き込んで新たな魅力を発信していました。
また、住⺠や行政が地域と地域の歴史や資源に誇りを持っていることも印象的でした。


そして何より、奥大和の自然環境が大好きになりました!
みんなで川に入ったり、星を見にいったり、山道で偶然に鹿に出会ったり。普段、都心で生活する私にとってこれら全ての体験が素晴らしい思い出になりました。
星を見にいった時には、流れ星を待ちながら、ゆっくり参加者同士で話すことができていい時間を過ごせました。Supやトレッキングなどまだまだやり残したことがあるので、次に訪れるのが楽しみです!

自然や歴史を堪能する観光もよし、事業者と一体となってイベント開催するもよし。奥大和には関わりしろがたくさんあると感じました。今回のプログラムを通して、地域活性化とはという問いに実際の現場を見て改めて考えることができました。

貴重な体験をさせていただいた事業者の皆様、engawaの皆様ありがとうございました!


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