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奥大和体験プログラム 十津川村 10/5-10/6

#奥大和体験記
#奥大和体験プログラム

こんにちは!
もっちゃんです。
今回はMYSH合同会社が企画する奥大和プログラムに参加して参りました。
体験したことや気づいたことをアウトプットしていきたいと思いますのでよろしくお願いします!


あらすじ 十津川村とは?

十津川村は、奈良県の最南端に位置する村なんです。
面積は672.38㎢と、日本国ではで1番に大きな面積を持ちます。

十津川の位置

この十津川という村は歴史的にとても価値のある村で、古来より免租の地域としてその時々の権力者の支配を受けずに半ば独立した村落として存在し続けました。

壬申の乱に天武天皇に味方し、乱の勝利に大きく貢献したことから十津川郷士と称され、免税を受けたことが始まりとされており幕末までこの政策は変わらなかったそうです。

また南北朝の後期には吉野から落ち延び十津川をを拠点としたそうです!


1日目

⚪︎ 谷瀬の吊り橋

吊り橋のモニュメント

最初に訪れたのは十津川の名所である谷瀬の吊り橋。
上野地と谷瀬を結ぶこの巨大なつり橋は長さ297メートル高さ54メートルと日本一の吊り橋でとても絶景でした。

吊り橋できたのは今から70年も前の昭和29年(1954年)戦後の復興期。
それまでは谷瀬の人々らは川に丸木橋を架けて行き来していましたが、洪水のたびに流されていたそうです。

そこで谷瀬集落の人々は1戸当たり20~30万円という、大金をだしあい当時としては思い切った800万円もの大つり橋を村の協力を得て完成させたそうです。

吊り橋の入口


⚪︎ 谷瀬集落の人との交流

午後からは谷瀬集落の人々と一緒に村の清掃活動を行いました。
木の伐採や草刈りを2時間ほどお手伝いしました。
谷瀬集落には定期的に集落の清掃を休日に集まってするらしいです。

清掃中に森のクマさんのBGMが聞こえたと思ったら、移動スーパーでした笑
十津川にスーパーはほぼなく、コンビニは道の駅のヤマザキショップだけときいていたのでまさか移動スーパーというものがあるなんて知らなかったので驚きでした。

移動スーパーヤマイチ 水日の週2で来るみたい

そして夕方からは、集落の方々と交流会が始まりました。
私が印象的だった方は住民の中辻さんと移住者の西村さん。

中辻さんは十津川一の歴史オタクみたいで歴史のお話で意気投合。
中でも衝撃的だったのが、平家の落人が十津川にもきていたとのこと。

私の中で十津川は十津川郷士の里というイメージが強かったので、平家の落人が住み着いていたのは衝撃的でした。その根拠として、平重盛の屋敷・小松邸から名前をとった小松氏という子孫がいるというのが驚きでした。

中辻さんとのツーショ📸

西村さんとは、十津川に移住した理由と自分が十津川でできそうなことを相談しました。西村さんは十津川の観光活動をされているだけではなく、人材紹介会社で企業の採用相談も週1でされてるとのこと。

自身が十津川でビジネスをするなら何ができるか相談したところ、使われなくなったカフェがあるからそこを使ってカフェができるのではないかと提案をいただきました。


2日目

⚪︎ めはり寿司体験 with 松田さん

二日目の朝はめはり寿司体験からのスタート。

めはり寿司とは、塩で漬けた高菜で大きなおにぎりをくるんだもので、「めはりずし」という名前の由来には、「目を張るように口を開ける」「目を見張るほどに美味しい」という説や、「おにぎりに目張りをするように完全に包みこむから」などさまざまな説があるそうです。

めはり寿司を教えていただいたのは松田さん。
生まれも育ちも十津川という松田さんは長年教師をされていたそうです。
定年後に、にこにこ農園というグループを作り、めはり寿司やよもぎ餅を販売する活動を始められたそうです。

そんなめはり寿司のレシピは下の通りです!
ぜひみなさんも挑戦してみてください!

めはり寿司の作り方

分量:
・ご飯 1合で 60g→6個 , 90g→4個程度
・塩漬けした高菜(冷凍)
・創味のつゆ 適量
・ 味の素少々
・塩昆布 米1合に10g
・ きざみ高菜(創味と味の素で味付けしたもの)1合に30g

手順:

  1. 高菜を洗って塩抜きし、しっかり絞る。

  2. 創味のつゆに浸し、味の素も少しふり、揉み込む。

  3. 高菜の葉を広げ、軸の部分を切り落とす。切り落とした軸を細かく刻む

  4. 分量の塩昆布と刻み高菜を炊き上がったご飯に混ぜる。

  5. 混ざったご飯を60g-お好みの大きさに握る。

  6. だし醤油に浸した葉っぱで5のおにぎりを包む。

  7. めはり寿司の出来上がり!

めはり寿司!

松田さんは今年で72歳と言ってましたが、本当にチャレンジ精神が強い方でとても素敵な方でした。

⚪︎ 空中の村体験 withジョランさん

お昼からは空中の村に訪問しました。
空中の村はフランスから移住されたジョランさんが2020年にオープンしたレジャー施設。

ツリーハウスでコーヒーを飲んだり、透明な吊り橋で空中散歩したり、木の上で昼寝したり、読書を楽しんだりすることができます。

夜は木々の間で「手ぶら空中キャンプ場」で寝泊りをして、翌朝は「空中ウォーク」又は「貸切ツリーハウス」で自然を満喫できたりも!

これ全部空の上なんです!☁️

ジョランさんはとても日本語がペラペラで林業に対しての思いがとても強い方でした。コロナ禍での開園だったこともあり何度も倒産しかけた時期もあったそうです。

木の切り方についての説明

ですが、自身が開業したノウハウを他市に還元することで収益をなんとか保ちここまでこれた。と語っておられました。

起業を考えている僕に「起業は目的ではなく手段だから。自分のやりたいことから逆算して必要だと思ったら登記するべきかな。」とアドバイスをいただきました!

感想とこれから

十津川の人々は地元で育ったことに誇りを持っていて、土地的に災害が多いからこそ助け合って生活していることが伝わってきました。

僕が十津川で何ができるかを考えた結果2つ

  1. 十津川の方と交流を深める

  2. 玉置神社の御朱印を自身のカフェで掲載する

まずは十津川をもっと知りたいと思っているので、十津川のイベントなどに積極的に参加したいと思っております。

それだけではなく、十津川を活性化したいなと私は考えています。
私が来年開業する【 御朱印をPRするカフェ】に玉置神社の御朱印を掲載して玉置神社を多くの人々に知ってもらい、十津川にたくさんの人が来てほしいなと思っています。

最後になりますが、十津川の方々と交流する機会を作っていただいたMYSH合同会社及び奈良県庁の職員のみなさんありがとうございました!

これからも引き続きよろしくお願いします!

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