大学生が南相馬で感じた「夢と自由」#地方暮らし体験PG
こんにちは!広島県出身の京都産業大学 生命科学部 産業生命科学科4年の井上圭人です。
普段は、大学で生物や科学の技術を一般社会に広げていくための方法などを勉強しています。
また、音楽が大好きで、そのつながりでMVを作りたいと思い、来年からは映像制作のお仕事をする予定です。
はじめに
2023年10月25~27日の間、南相馬市でまちづくりについて考えるプログラムを同じ研究室のメンバーとともに行いました。
この体験記を通じて、そのプログラムで体験したことや自分自身の気づき、おすすめできる点を伝えることができたらいいなと思います。
プログラムに参加したきっかけは、同じ研究室の先輩である富岡さんからの紹介です。
南相馬という魅力的な街があることを熱弁され、参加を決めました。笑
それは半分冗談で、私は、元から東北にいつか行きたいなと思っていました。
というのも、自分が好きなバンドが主催した震災復興を呼びかけたフェス「Live at TOHOKU AIR JAM 2012」の映像越しで聞いた内容がずっと心の中にあったからです。
フェス内のスピーチで、震災であった悲しい出来事や「何年経っても、東北を助けに来い」などのメッセージが発信されていました。
震災から10年以上経った今、友人からの誘いもあり、
これを機に「行きたいな〜、行っとかんとな」と思い、参加を決めました。
南相馬の3日間では、多くの場所、人との触れ合いを経験させてもらいました。
その中でも特に印象的だったものを紹介させていただきます。
1.馬からの景色
一つ目は、乗馬体験です。
南相馬は、野馬追が伝統になっていることもあり、他の地域よりも馬の飼育がさかんで、多くの家庭でも飼育されているそうです。
そういった背景から、乗馬体験をさせてもらえる環境があり、体験させていただきました!
しかしながら問題があり。。。
実は、動物全般がとっても苦手なんです。
怖いんです。なぜかわからないんですけど笑
馬に乗る1分前までは、震えながら乗れるかな・・・と不安でいっぱいでした。
でも周りの方々に促されて乗ってみたら・・・想像以上に気持ちよかったんです!!
馬から見える景色は2mを超えていて、
歩かせてもらった田んぼ道からは、遠い山々までスーッと見渡せることができました。
生まれてきて初めての経験でした。
あの気持ちはなかなか忘れるものではないかなって感じました。
これだけでも南相馬に来る価値があると思います。
2.夢の大事さ
二つ目に印象的だったものは、現地の方々の考えです。
冒頭にも述べたように、私は震災の体験談、そこからの復興のお話をメインに南相馬に向かいました。
そして実際にお話を聞いたところ、当時は大変で、後ろ向きになっていたかもしれないけれど、今を前向きに生きている力強さが感じられました。
そこが大変印象的に映りました。
現地の方々たちは、それぞれの考えから、それぞれの夢をもち、止まる事なく歩き続けている人たちばかりでした。
私は、訪れる前は何か自分にできることがあればいいなという思いもありましたが、逆にその力強さに心を打たれました。
夢を持って歩き続ける重要性を、身をもって知ることができた3日間になりました。
3.自由の意味
3つ目の印象的だったものは、サウナ「発達」です。
最終日の自由時間に、サウナ「発達」さんへお伺いさせていただきました。
いきなり訪れてきた我々にも、親しみを持って施設紹介してもらいました。
サウナ「発達」は、とにかく自由!
施設のあらゆるものがそれぞれの考えで「発達」していき、常に「発達」を続ける施設でした。
私自身、自分の考えで自由に行動して選択していることが多いです。
就職を思い切って大学の理系で学んだ分野とは違う業界にしたのも、自分の思いを自由に優先させたかったからです。
しかしながら、サウナ「発達」で見て感じて、お話を聞いた後は、どれだけ不自由に自分を縛り付けてたんだろう、縛り付けてしまっていたのかなと考えさせられました。
この気づきは、なかなか得られるものではないし、南相馬の滞在期間中で最も価値あるものになりました。
最後に
南相馬での3日間は、非日常的で、自分の中の考えに刺激を与え続けてくれるものでした。
このような機会を与えてくださった、先輩の富岡さん、MYSHの皆さんありがとうございました。
また、必ず行きます。
📒この記事を書いた人
京都産業大学 生命科学部 産業生命科学科/井上圭人
圭人くん、素敵な記事をありがとうございました😊
是非、さらに新しい発見や気づきを見つけに、
また気軽に帰ってきてくださいね~🙌
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