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穏やかな心にスパイスを|#訪問体験記
マガジン「福島県南相馬|中のひと、外のひと」では、みなみそうま移住相談窓口よりみち移住コンシェルジュ7名(中の人)と南相馬を訪問した人たち(外の人)とが、それぞれの視点で南相馬での生活や体験を切り取っていきます✍️
今回は、外の人。
3日間、体験プログラム~地方暮らし重視型~に参加した鈴木理沙さんの記事です📒
「仕事・暮らし体験プログラム」とは?
南相馬での仕事や暮らしを通じて、自然・文化・食・人との交流を体験することができるプログラム。
内容は、南相馬の異なる要素が組み合わされた全6種類。
実際に現地に滞在することで、普段の生活では気付かない、心が揺さぶられるような “何か” を見つけることができる、体験型のプログラムです。
皆さまはじめまして!
現在池袋にある専門学校を休学して環境・社会問題解決につながる商品をZ世代向けにオンライン販売事業を行っているピチピチ20歳の鈴木理沙です。笑(https://www.select-earth.com/)
今回南相馬に訪れた理由は主に2つ。
①Instagramで広告が流れてきたから
②都会での生活で若干疲弊してきたから
毎日満員電車に揺られ東京にある学校やインターン先に行くにしても、休日にどこか遊びに行くにしても「とにかく人が多い」
人が多いところでの生活は、刺激が多く毎日充実しているがそんな反面、
都会での生活はどこか忙しなく、そのスピード感に追いつけず
感情をどこかに置いてきてしまっているのではないかと思うようになりました。
そこでInstagramの広告をみて即応募。
結論から言うと、
「好奇心と置いてきてしまった感情を取り戻した最高の三日間」でした!
なんとなく応募した自分によくやった!と褒めてあげたいくらい笑
今回の記事ではなぜ私が「最高の3日間」だと思ったのか、紹介していきたいと思います。
1.まだ〇〇できる
今まで地方や田舎に縁がなかった私は到着する前から大興奮。
綺麗な田園風景が広がっていて、大きな山や広くて綺麗な青空にとても感動しました。
「私ってまだ感動できるんだ…」と少しばかり安心もしました笑
サーファーの方々に大人気な「北泉海岸」
カップルがゆっくり散歩してたり、お子様ずれの方もいらっしゃいました!
大きな山々、綺麗な畑や田んぼ、美しい海…。
まさに都会ではなかなか見ることのできない大自然を満喫しました。
自然に囲まれているとなんだか心が穏やかに…!
考え事したり、逆になにも考えずボーッとしてみたり。
どんな自分も受け入れてもらえた気がしました。
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2.尊敬...!温かいけどユニークな南相馬の人々
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左に写っていらっしゃるのは「師匠」
山や広大な田畑をお持ちの師匠ですが、とにかく優しい!
本当の祖父のように、南相馬での生活やここで採れる収穫物のこと。
震災のお話しなどなど。聞いたらなんでも答えてくれるそんな師匠でした。
師匠の田畑にお邪魔して大はしゃぎさせていただきました!笑
みんなも蛙とたわむれたり、写真をとったり、都会ぐらしだとなかなかできない経験に大興奮でした。
また小高で出会った唐辛子商品を販売している廣畑さん。
移住してきた方と地元の方の交わり方についてお話を伺ったところ、
「同じ地域の人間として必要な時に助け合えればそれでいい」とおっしゃっていました。
いい意味でドライなその感覚が、移住者や地域にいた方を心地良くさせているのかもしれません。
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3.新旧混ざり合って生まれる魅力
さて2日目の自由時間に訪れたのは
コワーキングスペースが併設されている「南相馬市立図書館」
全体的なデザインが素敵で、空間オタクな私は大興奮。笑
ここでリモートワークだったり、資格の勉強でもしたいな〜と妄想。
図書館を存分に楽しんだ後に向かったのは、私の推し喫茶店「いこい」
地元の方に長年愛されているという、この喫茶店。
静かすぎず、どこか穏やかな雰囲気を纏っているこちらのお店。
オーナーさんがご高齢とのことで存続の危機に直面しているようです。
人口不足や後継者不足は伝統文化のみならず、地元の方に愛されいるような喫茶店や商店にも影響しています。
個人的に、この3日間の中で一番課題を感じた場面でもありました。
人手不足の問題を直に感じた次の日。
本プログラムの最終日に訪れたのは
宿泊できるコワーキングスペース「小高パイオニアヴィレッジ」
「なかなか面白い形の建物だなあ…」と呆気にとられていると、奥から何か聞こえる…。
そこにはハンドメイドガラス細工屋さんが…!
お話を聞いてみるとそれぞれが個人事業主として活躍していて、そこで実際販売されていた商品のデザインもみんなで知恵とアイデアを出しているとのこと。
個としての力が強い方々が1つの場所に集まるとこんなに素敵なものが生まれるんだと感動してしまいました…。
また地元の方もこの工房で働いていらっしゃるということで「雇用創出」にも繋がっているのが特徴。
長年地元の方々に愛されている場所とイノベーションが起こる最新鋭の場所。
新旧混ざり合うこの街でどんな面白いことが起こるのか…楽しみです!
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4.穏やかな心で刺激を受け止める
本プログラムに参加中はこの数年で一番心が動いた期間でもありました。
スマホやPCから離れ、自然と地域の方々、参加メンバー、そして自分と向き合うことが出来たからです。
今回参加したメンバーは下は高校生、上は社会人とかなりステータスもバッググランドもバラバラでした。
私は人見知りもまったくしない性格で、喋るのも好きな反面、自分のことになると急に心を閉ざしてしまう。
自分の中に深い湖があって、気を抜くと沈んでしまう。
そんな性分だったとは今まで気づきませんでした。
それは自分のことをオープンに話す南相馬の方々や一緒に参加したメンバーをみたからです。
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本当に人と交わるとはこういうことなのかもしれないと学ぶことが出来ました。
本プログラムに参加して南相馬の魅力を発見し、さらには人の温かみに触れ、人と関わることについて考えることができたそんな3日間でした。
一回東京に戻って、南相馬のためにできることを見つけてまた戻ってきます!
See you soon Minamisoma…!
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理沙さん、素敵な記事をありがとうございました👏
また、いつでもお待ちしております~!
理沙さんの参加した体験プログラムの様子と参加者のリアルな感想をまとめた動画はこちら👇
こちらも、ぜひご覧ください~!
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