万能と俯瞰
「これが万能なわけではないんだよね」
昨夜のZoom中に聞いた言葉。
これまで受けてきた教育とは違って、自分で考える力を学ぶことができるその教育を
「なんて素晴らしいんだ!私が学びたい」
と思って聞いていた私には、目からウロコだった。
その理由も話してくれて、「結局いいとこ取りするのが一番いいよね」ということで、『ハイブリッドができたら確かにそれが一番いいな』と思った。
もし、ハイブリッド教育をするとしたら
「その教育が一番いいと思っている先生より、既存の教育もしっかりやっていた先生の方がうまくできる気がする。
俯瞰した視点を持つことが大事。」
との言葉にもハッとさせられた。
俯瞰視点をなかなか持てない私。
極端に傾きがちな私。
行動を変えるとしたら、両極にいってしまい、なかなか真ん中が取れなかった。
揺れ幅が大きすぎて自分で自分に疲れていた。
やっと最近そこら辺を学習したくらい(笑)
そして、いいなと思ったら「これだ!」と勇んでやっているが、しばらく経つうちにやらなくなる。
夫からはいつも「あなたのいつものブームが終わったんだね」と小馬鹿にしたように言われる。
自分ではそんなつもりはないけど、傍から見てるとそうなるんだろうな。
母からも「あんたはなんでそんなにコロコロ変わるとね」とよく言われてたっけ。
昔はそんな自分を『なんて意志の力が弱いダメなやつなんだろう』と責めていたが、素質を勉強して、責める必要はなかったと気づいた。
コロコロ変わっちゃうのが私だった。
もっと早くに知りたかった…と思ったが、それを子どもに活かせてるからよしとしよう。
話が逸れてきた。
万能なものはないという考え方は、真ん中を見つける上で大事な考えだと思ったのだった。
問題はいつも偏りから生じてしまう気がする。
人と人との争いも、自分が正しいという偏りから起こる。
自分が間違っているかもしれないと、反対側にベクトルが向くと、真ん中に寄っていく。
俯瞰することができると、そこら辺がよく見えるんだろうな。
極端に走りがちな私は、なかなかその視点を持つことができない。
俯瞰できる人に私はなりたひ。