あとがき
旅行前から私は紀行を残すことを決めていた。1人で時間とお金をかけて旅に出るなら、帰ってからもその記録から楽しむことができるよう、詳細に綴りたいと思っていたからだ。
文章を書くと、その瞬間の感情を振り返り、客観的に見つめることができ、深い洞察が得られることがある。
今回の旅だけでなく、普段の生活でもこのような文章を書き続けることで、自分を客観的に見つめ、新しい発見が日常からも生まれるのではないかと感じる。文章を書くことは、これからも続けていこうと思う。
大学を卒業してから、もう1年半が経った。素敵な仲間たちや好きな仕事に囲まれつつあるけれど、どこかで自分の夢が流れていくのを感じていたんだ。そんな中で、昔からの夢が蘇ってきた。それが「海外での冒険」だった。
この夢は、日常から脱却して非日常的な経験を求めている今の自分にぴったりだった。人生をもっと刺激的でエキサイティングにしたいって思ってるし、通常の枠を超えた経験が必要だと感じているんだ。
だからこそ「あまりにも非日常的な冒険」が、自分の20代を彩る特別なスパイスになるんだと確信している。
冒険とは、単なる観光じゃなくて、未知の出来事やトラブル、予測できないイベントの中で自分を試し、成長するチャンスを提供してくれるものだと思っている。20代で海外を冒険することは、そんな貴重な経験をたくさん積む絶好の機会だと思うんだ。
これは自分の価値観だから、他の人には理解されないかもしれない。でも、この冒険が自分の20代をより豊かで深みのあるものにしてくれると確信している。だから、これからもたくさん冒険して、自分自身や仲間たちとの絆を深め、自己肯定感を上げながら、自分なりの「幸せな思い出」をもっともーっと積み重ねていきたい。
最後に、今回の旅で私を素晴らしい場所に案内してくれたインドネシアとブルネイの友人たち、事前におすすめ観光地を教えてくれた日本の友人たち、そしてたくさん話を聞いてくれた家族に感謝の意を表したい。そして、最後までこの拙い文章を読んでくださったあなたにも心からの謝辞を申し上げる。本当にありがとうございました。
外部リンクなど
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