OLを辞める と 辞める前にはじめたこと③~雑貨屋になる方法/体験編~
辞めるまでに決めたこと「どんな店にしたいのか、コンセプトは?」
ミルテ(MYRTE)という名前にしよう!と
店の名前を先に決めてから
ではどんな店にしたいのかを考えていきました
元々、当時の仕事が
雑貨の企画、出荷、営業、イベント出店等を
行う部署で働いており
全ての業務を部署全員で
行うような形だったのですが
私自身の役割は営業だったので
全国展開している雑貨のチェーン店から
個人経営されているお店などに
実際にお伺いする機会がありました
そんな営業先や営業先ではなくても
すでにクセになっていた雑貨屋巡り
(仕事と趣味兼用な感覚)で
さまざまなタイプのお店を
拝見することがありました
また、SNSは当時使っていなかったので
SNS以外でのネットで見たりしながら
素敵だなという部分はもちろん探しながらも
自分ができそうな
無理がなく背伸びしなくてもいい形を
ぼんやりとですが考えていました
個性を出すには
自分ができそうな無理がない形を妄想しつつ
コンセプトを考えていきました
コンセプトとは
概念や企画・広告などで
全体を貫く基本的な観点・考え方
ということだそうですが
当時の私としては店の個性を何にするか
と考えていました
営業先にお伺いすると
オーナーさんの好きなものやこだわりが
店頭から伝わるお店程
素敵だなぁと感じていました
つまりは
それがその店の個性になっていたわけですが
では私が好きで個性も出せるものはなんだろうか
・・・えーっと、うーん・・・・
なくないか?
と、急にブレーキがかかりました
置かれていた環境上
たくさんのお店にお伺いすることができ
流行りの雑貨、長年愛されているものなどを
見る機会をいただいてはいました
そのため、見聞きしたという経験の引き出しを
数多く作らせていただいたのですが
自分のセンスに光るものがあるのかというと
特に自信があるわけではありません
これって致命的なのではないか?
しかし、当時の妄想準備中の私は
そのブレーキを思いのほか早く解除します
(このあたりの思考に関しては
また思考編などをいつか書いてみるとして)
今の自分では自信をもってご紹介できないものでも
好きで興味があるものなら
学んで準備をしていこう
だから、今はできないものでも
個性にできそうなものを改めて考えてみよう
要するに、個性を出せるものを思いついてから
それについて学べばいいという発想にしました
もちろん、それは好きなものに限られるもので
きっと学んでも苦にならないはずだと
好きで興味があって個性になるもの?
雑貨屋をはじめようと思った時
雑貨に加えて植物も置きたいなと
最初から妄想をしていました
悲しいかなワタクシ
鉢植えの植物を枯らすオンナだったので
生花や観葉植物を置くのは現実的ではない
(ただ結果的に一時多肉植物は縁あってご紹介しましたが)
と、ここでドライフラワーのことが頭に浮かびます
当時は今のように雑貨屋にドライフラワーがある
という状況ではなかったはずで
専門店や生花のお花屋さんで
一部おいてあるという程度
昔からお好きな方は
もちろんいらっしゃったのですが
今のような認知度ではなかった
という印象があります
しかし、ドライフラワーの少し影のある雰囲気
昔家で飾っていた
ドライフラワーの印象よりも
調べると、鮮やかな色があるということ
また自分でも管理ができそうだということなどから
どんどん自分の中で
魅力的だと思うようになりました
そして一番大きかったのは
ドライフラワーを扱っている店が少なかった、ということがあります
少ない理由は、需要が多くないとも言えるのですが
ドライフラワーの専門店にするというよりも
雑貨とドライフラワーを扱う二刀流体制
にすることで
雑貨にご興味のある方も
ドライフラワーにご興味がある方も
ご来店いただける店にできるのではないか
と考えていきました
・・・・・
このように、あくまで妄想の段階ではありましたが
実際にOLを辞めるまでに
・店の名前をミルテ(MYRTE)にする
・雑貨とドライフラワーを扱う店にする
という2つを自分の中では決めていきました
そしてOLを辞めて
実際の開店準備をスタートさせます
が、その前に少しお金の話を考えたので
書いていきたいと思います
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