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東洋医学の「心身一如」。寒いと気持ちが塞ぐのはなぜ
本日は立春ですが…
こんにちは!My Relief事務局です。
本日は立春。暦の上では春の訪れを告げる季節になりました。
でも、まだ寒い日が続きますね。
寒いと心がふさぎませんか?
今回は、「冷え」が心に及ぼす影響について考えていきたいと思います。
暖かくして最後までお読みいただけると嬉しいです!
気持ちが塞ぐのは体が冷えているから?
あなたは毎朝、何時に起きますか?
私が起きるのは毎朝6時。日が昇るのが早くなってきたとはいえ、まだ外は暗くて、そしてなにより寒い…。
ベッドから出たくなくって、気持ちもどんよりと沈みます…。
立春を境に、自然界のエネルギーは「陰」から「陽」へと移り変わるもの。地中に眠っていた植物の種が芽吹き始め、冬の間にぎゅっと縮こまっていたエネルギーがバッと一気に解放される時期。
私たちの体もまた、この自然の流れに共鳴します。体の内側に溜め込んでいた冷えを外に追い出して、新しいエネルギーを取り込む準備を自然に始めるようになります。
とはいっても、体は冬の間に受けた寒さをまだ体の内に宿していて、春の気温の変化にすぐには適応しきれない…ということが少なくないのです。
そして、この冷えは単に「体」だけの問題にとどまりません。「心」にも影響を及ぼします。
体と心は切り離せるものではないーーこれを東洋医学では「心身一如」(しんしんいちにょ)といいます。
「温陽」で冷えを根本から解消
冬から春へ、「陰」から「陽」へと移り変わるこの時期、冷えが体から抜けきらないままでいると「陽気」が不足してしまい、春特有のだるさや不調が現れやすくなるように。
「気」の巡りが滞って、気持ちが沈みやすくなったり、イライラしやすくなったりするのです。
このような時期のケアとして東洋医学で重視するのが、「温陽」(おんよう)」という考え方。その文字から想像できるとおり、体を温めることですが、体の外から温めるだけではありません。体の内側から「陽気」を補い巡らせることで、冷えを根本から解消し、活力を取り戻すことを目指すものです。
本当に大切なのは、「温かさを生み出せる身体」を育むこと。大寒から立春へ移り変わるこの時期、あなたの気持ちがもし塞いでいるのなら、それは「温めてほしい」と体が発するサインなのかもしれません。
まとめ
よく体を温めようとすることを「温活」と言いますよね。東洋医学において、それは単なる冷え対策に留まりません。自分の体を慈しむ習慣であり、考え方です。
心と体をそれぞれ別々に切り離すのではなく、「陽気」を蓄えながら、自分の心身と上手につきあっていきたいですよね。これから温かくなっていくのが楽しみです!
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