【小説の楽しみ方】新しいマガジンを始めました
新しいマガジンを始めました。
このnoteをより楽しんでもらうためのマガジン「小説の楽しみ方」です。
ビジネス本、自己啓発本と違って具体的な何かが手に入るわけじゃない小説を読む楽しさ、楽しむ方法をこのマガジンを通じて発信していきます。
小説の楽しみ方①テーマを持って読む
一番カンタンな小説の楽しみ方は、テーマを持って本を読むこと。
この場合のテーマとは「この小説をどう読むか?」という視点のことです。
視点①ミニマリストに感じる違和感や不気味さの正体は何か?
羽田圭介さんのミニマリストが主人公の小説「滅私」を読んだ時の視点はミニマリストという生き方に感じる違和感や不気味さの正体は何か?
ミニマリストに限らず誰にとってもわかりやすい生き方は自らを”家畜化"すすること。それがミニマリストに感じていた違和感、不気味さの正体。
この小説のおかげで自らを家畜化していくことに自信が持てたのでよりミニマリスト的に生きていこうと思いました(笑)
視点②人間関係にある"見えない税金"とは何か?
高瀬隼子さんの職場でのドロドロ?とした三角関係を描いた小説「おいしいごはんが食べれますように」を読んだ時の視点は人間関係はタダじゃない。人間関係では見えないけど何か支払っているものがある。その正体は何か?
その人間関係の税金のようなものを言葉で、物語で感じとることができると人生は少しラクになる(もしくはもっと辛くなります💦)。
小説の楽しみ方②感想をアウトプットする
その次の小説の楽しみ方は、読んだ小説のテーマや感想を言葉にしてアウトプットすること。明確なゴールが小説をさらに楽しくしてくれる。
そして自分だけアウトプットするのが難しければ、アウトプットする環境に身を置くこと。物理的な環境の力に頼ることです。
小説の楽しみ方③お祭りで小説を楽しむ
最後の小説の楽しみ方は、お祭りで小説を楽しむこと。
そのお祭りとは、年に2回ある日本で一番有名な文学賞である芥川賞と直木賞です。
たくさんあってどの小説を読めばいいかわからない。そんな時は芥川賞か直木賞を受賞した小説を読んでおけばとりあえず間違いない。
今見ている世界とは別の世界が見えてくる
小説では今日からすぐ使えるスキルやノウハウが手に入ることはあまりない。とてもタイパ(タイムパフォーマンス)が悪いコンテンツ。
それでも小説を読むことで手に入れた新しい視点で、今見ている世界とは別の世界が見えてくるかもしれない。今見てる世界が必ずしも絶対ではない。それに気付くことができるかもしれない。
それだけで人生が少しはラクになる(もしくはもっと辛くなる💦)。
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AIを使えばクリエイターになれる。 AIを使って、クリエイティブができる、小説が書ける時代の文芸誌をつくっていきたい。noteで小説を書いたり、読んだりしながら、つくり手によるつくり手のための文芸誌「ヴォト(VUOTO)」の創刊を目指しています。