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発語が出ない子に・・・


ペクス®︎は、絵カード交換式コミュニケーションと言われるように、絵カードを言葉の代わりに交換して「強化子」を得ることを、教えるものです。
障害に関わらず、子どもから大人まで実践されています。
先日実践した子は、単語は出ているのですが「会話」までは出来ない、欲しいものを言葉で言えない、手伝って欲しい時に「手伝って」と言えないという段階です。
ピアノレッスンの時間という、短い時間ではありますが、「自分の言いたいことが言えない、伝わらない」というのは、誰にとってももどかしいものだと思います。
なんとか、「自発」出来るようになって欲しい・・・そんな思いで実践してみました。

自発出来た瞬間!は、ちょっと感動・・・!

最初は私もCP=コミュニケーションパートナー(強化子を渡す役の人)も、うまく出来ません・・汗
私は身体プロンプターの役割で、私は基本黒子となって喋らないのが決まりなのですが、つい喋ってしまったり・・・・
CPも、0.1秒ルールで強化子を渡せなかったり、褒められなかったりとアタフタしましたが・・・

何度か繰り返し進めていると私たちもコツが掴めてきて、ようやくテンポ良く進められるようになり・・・・


PECS®︎実戦の様子

自分で絵カードを手に取り、CPに手渡すことが出来ました。
ちょっと感動・・・・!「自分で、欲しいものを「ください」と発して、欲しいものがもらえる」という実体験を、本人の中で味わってもらえたのではないかと思います。

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