気ままに読書録「勿忘草の咲く町で 安曇野診療記(夏川草介)」
「神様のカルテ」は私が最も敬愛する小説である。
その作者は、夏川草介さんという現役の長野県の医師だ。
神様のカルテのイメージが強い夏川草介さんだけれど、他の小説も書いているそうで。
この「勿忘草の咲く町で 安曇野診療記」もその一つだ。
この本の舞台も「神様のカルテ」と同じ長野県の病院である。
登場人物は違えども、同じ小説家が同じ舞台で書いた小説。
「神様のカルテ」は本当に傑作で、この上にさらにどんな物語があるというのか。
本心を言えば、若干期待を下げつつ読み始めたのも事実