みちこさん自己紹介。
私は「マイペースカフェ」美音の母です。3人の子の母で、美音が3番目の子です。
美音は4年生の時に学習障害の一つ、ディスレクシア(書字障害)だとわかりました。学校の協力と理解を得られず、そこから中学卒業まで不登校となってしまいました。
中学生になった時、美音は自分の将来が不安で毎日半泣きで過ごしていました。自分は社会人になれない、お金を稼げないで、どうやって生きていくのか…と。
三人の子どもの中で、一番心根が優しく、一番気が利き、一番丁寧な言葉を使い、一番思慮深い美音。親は全く心配していなかったけれど、本人はどんどんと厭世的になっていきます。
そんなことを周りに相談したところ、マイペースカフェ開催の機会をいただきました。
自分の苦手なことを、げんちゃんが、自然にやってくれる。
げんちゃんが苦手なことは自分がすればいい。
そんな気付きがあったのでしょう。それ以降、将来を悲観しなくなりました。
それは周りも驚くほどの変化があったのです。
私は子どもが2人の時にシステム開発の派遣として働いていた時、派遣先の上司の勧めで起業して、今年で21年目になります。
それ以降、経営者という立場で多くの採用活動を行ってきました。
小さな集団ながら年齢、性別、国籍、宗教、障がいの有無、学歴、価値観、ライフスタイルの多様性をキープするように心がけていました。ところが障がい者だけは雇用したことがなかったのです。
げんちゃんとゆきこさんと出会い、障害と福祉を少しずつ勉強しながら、ビジネスの世界で障がいのある人も含めたダイバーシティを実現できるか。私にできることは何かを考え始めました。
「障害者の雇用」はハードルが高くても、「不得意なことがある人の働き方の多様性」を考えるきっかけを作っていけたらと思っています。
「できないことを補い合う」ではなくて、「できることを持ち寄る」活動ができたらと思っています。それが私の社会的、そして個人的なテーマとなりました。
一般社団法人ギフテッドを立ち上げたことにより、中国の子会社(精算済)も含めて、4つ目の法人役員となるとは、若い頃は想像もしていませんでした。
私は障がい•福祉の点では無知に近いですが、法人を運営する経験を活かして、メンバーに貢献していくつもりです。
マイペースと笑顔を忘れず、仲間と活動していきます。
ぜひマイペースカフェとギフテッドの活動について、フォローをお願いします。