見出し画像

与えても損しない

与えたら、返してほしい。
ついそう思ってしまう。

返してもらえないなら…と与えるのを止めてしまうこともある。

何だか損している気がするから。

そう、「気」がする。

それでもまた、与えたい自分が出てきたり、頑張ってしまう自分がいる。

そんなことをずーっと繰り返していた。

与えたり、止めたり、また与えたり、を繰り返す中で、一つ気づいた。

私はつい与えたくなっちゃうし、ついつい頑張ってしまうということ。
どうしてもそうしてしまうということ。

もう仕方ないから、それを一旦認めた。
そうしてしまう理由はどうであれ、認めた。

そうしたら自ずと、それを相手の反応によって変えなくてもいいと思えた。

与えたいから与える、頑張りたいと思うから頑張る、そうしたいからする。

「私」が与えたい、「私」が頑張りたい。

とてもシンプルだけど、相手に対する期待がなくなり、無理な頑張りもない。
できないことはしないし、やりたくないと思ったらやらない。
だから、損した「気」もしない。

私自身の内側から湧くものだから、自分が止めない限り湧き続けるのかな、そんな感じ。

そして、与えちゃう自分や、頑張ってる自分を自分が褒めたり、労うことも増えた。

それがなかなか心地良い。

いいなと思ったら応援しよう!