クリエイティブイルネス
「創造の病」
病を克服していく過程で、新しい視点、生き方を創造している
この言葉に出会ったとき、とても感動したし、救われた気がした。
病いを抱えている人にとって、また生きづらさを感じている人にとって、とてもパワフルで、励みになる言葉に思えた。
また同時に、この言葉を、当たり前のように誰もが知っている言葉であれば、そう思わずにはいられなかった。
心の病や生きづらさは、程度の差はあれ、誰にでも訪れる可能性はある。
「心の病はエネルギーが行き場を失った状態、つまり、なくなっている訳ではない。身体の内側のどこかに溜まっている」
エネルギーが自分から消え去ってしまった訳ではない。また、克服する力は自分の中にある。
それを知ること。
だから、希望を失わなくてもいい、ということ。
渦中にいると、そのときの力で何とか抜け出そうと焦ったり、そもそも力が湧いてこないのに、それでもがんばり続ける。
結果、そんな自分に疲れ果ててしまう。
エネルギーが内側から出てくるのを待つ、そういう時間も大切だということ。
何もしない時間だって、何かを創造しているだろうし、病があるからこそ、新しい視点、生き方を創造していける。
こんな力強い言葉はない。