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なぜ海外に行くのか
なぜ日本を飛び出して海外に行くのか
理由は人それぞれだと思う
日本を飛び出さなくても英語環境は手に入るから
わざわざ外国に行く必要はない
ていう人もいるけれど
(英語力を伸ばしたいだけなら全然ありだけどね)
実際に日本から飛び出すことで
異なる文化に触れることで
慣れない環境の中で過ごすことで
自ら行動することを
必然的に求められる環境で生きることで
得られる経験や気づきはたくさんあった
出会ったことのない国の
出会ったことのない文化のもとで育った人と
出会って、話して、知って、考えて、感じて、
世界とどう向き合っていくか、
日本とどう向き合っていくか、
人どどうやって向き合っていくか、
仕事とどう向き合っていくか、
自分にとって何が大切なのか、
どんな環境に身を置いていたら自分は幸せなのか、
そんなことをたくさん考えた
自分のテリトリーの外に出て
他の人のテリトリーにお邪魔して生活することの
難しさというのも感じた
その土地で生活したいのなら、
いつまでもお客様ではいられないし、
言語ができないとやっぱり生きづらいし、
文化が違うと相手の心も読み取りづらい
相手の心を読む必要はないのかもしれないけど
長年そういう環境で過ごしてきているわたしにとって
相手の気持ちを読み取りたいと思うことは、
必要で、やめられないのだと思う
嫌な態度を取られたら傷ついちゃう
嫌な態度を取られた時に気にならないようになりたいけど
気にすることも悪いことではないと、そう思う。
トロントでカフェに行って、ハエが飛んでいたり、
パンにコバエが止まっていたりしても、
我慢しなきゃ、と思いながら過ごしていた。
そんなことは日常茶飯事で、
見ないふりをしていなかったら、
ここでは生活できないと思ったから。
それと同時に、それを受け入れてまでここで生活したいのか?
と思うことも多くあった。
どっちがいい、悪いではなくて、
自分の価値観と照らし合わせた時に、
どっちの方が自分が生活しやすいのか
自分軸で考えることが大事なんだよね。
誰かがいいって言ったから、よくないって言ったから
ではなくて
自分がどう感じて、何を思うのか、それが何より大事だということを
この3ヶ月半の短いトロント生活で学んだ。
24時間全部が自分の時間で、誰にも縛られていなくて、
だから、たくさん自分と向き合って、いろんなことを考えた。
お金とか、経験とか、わかりやすい何かを留学に求めてしまいがちだけど、
わたしは自分のことをよく知れて、海外で生活するってことがどういうことなのかということを知れて、人の優しさに触れて、怖さも知って、世界についてもっと知らなきゃいけないなって感じたし、日本についてももっと知らないといけないとも思ったし、日本のいい面・悪い面について考える機会があってよかったと思う。
大学卒業して、社会人を経験した今の自分だからこそ、思うことや感じることがあって。
それには早いも遅いもないんだよね。思い立ったが吉日なのです。
人生には分かれ道が沢山ある。
同時並行でうまくやれる場合もあるかもしれないけど
選択しないと、決断しないといけないときも必ずある。
でもね、その先で必ず一つになるから。
無駄な時間・経験なんて1秒も、1つもないから。
日本から出なかったら出会えなかった人。受け身じゃなくて、能動的に出会いに行って、見て、感じたことに対して、わたしはとてつもなく価値を感じた。
この経験で抱いた想いや考えを余すことなく記録しておきたいと思って書き始めたnoteだけど、あまり深いところまでかけていない気がするね。
たった3ヶ月半しかいなかったから、トロントの全部を知った気にはなれないし、トロントでの生活を"海外生活"の全てだとは思わないけど
島国に生まれて育って、90%以上日本人としか過ごしてこなかったわたしからしたら
何もかもが新鮮で、何もかもが刺激的な日々だった。
まだまだここで終わらせないよ。さあ、次の挑戦へ。
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