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フリーランス(白色申告)の芸術家、演奏家、お教室講師・インストラクターさん、あきらめないで。絶対できる持続化給付金(最大100万円)の申請ポイント。

来年1月15日まで受付している、持続化給付金は(白色申告なら最大100万、青色申告なら最大200万円)もう、申請はしましたか?

申請がこれからの人、不備メールが届いちゃった人、めんどくさいな、わかりづらいなと思ってまだやっていない人、たくさんいらっしゃると思います。

今回は、白色申告の芸術家、演奏家、お教室教師・インストラクターさんで、2019年よりも前に開業している方に特化した、

申請する際に気をつけたこと、ポイント、まちがいやすい添付書類、実際に、私の周りの仲間の中で、不備メールがきてしまう多かったパターンなどを書きますので、ぜひお読みになっていただき、無事に給付金を受け取って、これからの活動への助けに少しでもなればと思います。

正直、私はこういうの、本当に苦手で、後回しにしちゃうタイプです。

でも、このコロナの時期、私達音楽家や芸術家は、日本に限らず世界中で、どの業界よりも早く仕事を自粛し、いまだに再開していないことも多く、収入が著しく減ってしまうという危機に陥りました。

オンラインで始めましたとか、他で稼いでるから大丈夫。という方がいても、対象者なら(下記参照)、きちんともらったほうがいいと思います。

担当の税理士さんからポイント聞いて申請したら、1発OKで振り込まれたという経験と、自力で申請したら不備メールがきて困っているという仲間たちからの連絡を受けて、直すところを教えて申請し直してもらったら、中には何回か直した人もいましたが、ほとんどその後一発で、無事に振り込まれたということで、まだお困りの方もいらっしゃると思い、この記事を書くことにしました。


私は、5月3日に申請し、14日に100万円が振り込まれました。

事前に何の連絡もなく、マイページにも何日に振り込みますよ〜とかもなく、いつのまにか入金されていたので、何日間は気づきませんでした。
その4,5日後に、振込のお知らせのハガキが届きました。


◆対象者


もうおわかりの方も多いかと思いますが、カンタンに説明しますと、
2019年の同じ月の収入の50%以下になった月がある、

白色申告の人は、2019年の年間事業収入額 ÷ 12で、月々の金額を出して、それよりも50%以下の月があるよ〜。で対象になります。

※収入って、ギャラが振り込まれた日のことではなく、音楽家さんだったら、演奏した日、教室でレッスンをした日など、お仕事をした日のことです。
それが、去年の半分以下になる月が今年の1~12月中にあるなら、申請できます。

私、ここ、最初、わからなかったのと、仲間たちも勘違いしていることが多かったので書きました。

それと、申請する日が例えば6月だったら、前月の5月までのものが申請できるので、未来にある人は、まだ待ってて、予習して準備しておくといいですね。


◆一番大切なチェック項目


2019年の所得税の確定申告は済ませていますか?

今年は、4月16日まで期間が延長されましたが、過ぎてしまった今でも、大丈夫。

きちんと、計算して、記入し、控えも用意して、税務署に提出しましょう。

その際、控えにきちんと、税務署の収受印をもらってくださいね。
郵送の人は、返信用封筒にきちんと自分の受け取り住所、氏名を書き、切手を貼って送付してくださいね。

電子申告をした方は、受信通知を印刷か、ファイルにしておいてくださいね。

ハンコがあるけど、税務署のじゃない・・そもそもハンコがない・・方は、別で説明するのでとりあえず、読み進んでいってくださいね。


◆用紙の違いを超カンタンに説明します


源泉徴収票と、支払調書の違い
、把握していますか?

今回の持続化給付金で、6月中旬以前までの対象者、早く振り込まれやすい対象者は、支払調書の人です。

源泉徴収票は、縦長です。
支払調書は、横長の小さな紙です。

支払調書は持続化給付金では添付しないので、税務署に出しちゃって手元にないよ〜という人でも大丈夫です。(私がそうです。)

チェックできましたか?
では次に進みますね。


◆記入欄、合っていますか?


申告書の第一表をご覧ください。

㋐の事業収入のところに金額が書いてあればOKです。

雑所得や給与所得にしか書いてないよという方は、6月中旬から対象になります。後日別途記載しますね。


◆支給額いくらかな?では、計算してみましょう。


2019年の年間事業収入合計金額(㋐のところね) - 今年の申請する月(50%以下になった月ね)の収入金額 x 12

で出た数字が、100万円以下ならその金額、それ以上だったら、上限の100万円が振り込まれます。


◆添付書類の用意をしましょう。


添付書類は、jpg. pdf.などが対象になるので、あらかじめ変換しておきましょう。
ピントが合っていれば、jpg.でも問題ないようですが、私は家のプリンターのスキャナ機能を使って、pdf.にしました。

◆用意するもの
□確定申告書第一表(控)
□電子申告した方は受信通知の画面ファイル
□売上台帳
□身分証明書のコピー
□振込をしてもらう銀行通帳の表紙と、めくったページのコピー

※ネット銀行も受け付けているとのことですが、その画面を表示してスクショとかにするのが私は面倒くさかったのと、とにかくチェックする人がわかりやすいように、長年使っていなかった、通帳のある口座を指定することにしました。

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続きはいよいよ実際に申請に進んでいきます。
そして、ここには何を書くの??これって、どういうこと??
など、私も経験した、つまづきやすいところの説明をしていきます。

項目は、
◆それでは、申請画面に行ってみましょう。(リンクあり)
◆産業分類について(演奏家と音楽教室の方の違い)
◆設立年月日(開業日)
◆屋号について
◆金額を書く欄で、??になりやすい箇所の記入のしかた
◆売上台帳について(ダウンロード可能)
◆添付書類の間違えやすいところについて
◆申告書にハンコがない、受信通知がない方が用意するもの(リンクあり)
◆その他の例
◆最後に

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