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味噌の力①味噌の八徳

 味噌の効果効能は多くあり、八徳とも、十徳とも言われます。
 味噌が体に良い理由は、発酵食品ならではの働きと栄養の豊かさにあります。大豆、塩、糀で作られ、発酵する過程で乳酸菌など体に良い菌が増えます。これらの菌は腸を元気にして、体の免疫力を高め、消化を助けます。また、大豆には、体に良いイソフラボンや食物繊維が含まれており、血液をさらさらにし、老化を防ぐ働きも期待されています。
 発酵によってアミノ酸やビタミンB群が作られ、疲れをとり、体を元気にします。さらに、味噌は塩分を含みますが、適量なら血圧をあまり上げず、心臓や血管を守る効果もあると言われています。味噌は、日本の知恵が詰まった伝統的な健康食品です。
 渡邉敦光先生の「味噌力」と秋月辰一郎先生の「体質と物質」の本はどちらもおすすめです。広島、長崎に原爆が落された後、味噌汁を飲むことで、原爆症を発症しなかった例を挙げて説明しています。素晴らしい味噌の力が、詳しく、分かりやすく書かれ、味噌の魅力満載です。

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