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崩し字認識ビューアを試してみた

崩し字を一文字単位でAIで判定してくれるビューワーが公開されたというので試してみました。(2019年05月01日公開の一文字認識ビューアについての記事です。くずし字OCRではありませんのでご注意)

くずし字認識ビューアの使い方

▼ くずし字認識ビューア

ここへ、読ませたいブツのページから、「IIIF マニフェストURI」というのをドラッグドロップします。
国会図書館のインターネット公開されているページで試してみましたが、そこだと左下に記載されています。そこの、アイコンを引っ張るといいです。文字列を引っ張ろうとすると何かうまく出来なかったw

▼ 詳しい使い方はこちらで。

ビューア、目的の文字を手作業で範囲指定するので、範囲の切り方を間違うと結果が変わってくるのと、候補が5つ出てそのどれが正解なのかを自分で判断しなくてはいけないです(可能性の高いものを数値で表示してくれます)。

つまり、全自動ではありません。

ただ、本当に見当もつかないものに、手がかり足がかりを作ってくれるという意味では、画期的です。

でも、これで合っているのか・・・?となったとき

▼ AI判定の候補から推し量った結果、「これで本当に合っているのだろうか・・・・・・???」となったときに使いたいのが、同サイトの「くずし字データベース検索(変体仮名・カタカナ・漢字)」。

▼ 同サイトの「文字種(くずし字)一覧」でも、バリエーションが確認できます。

ここで、確認を重ねれば、それっぽいものを見つけることが出来そう。

私はここで確信を持てました。よかったーーー

*資料として検索結果の画像を引っ張る場合などは、利用についてのライセンスを確認して下さいね。
表示と表記の仕方について、各ページ下に指定があります。

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絵は見て何となく理解できた感じがしても、内容が本当にそうなのかをわからないし、でも読むのが出来なくて、不安だったりすることもあるので、ありがたいなー。
せっかく公開されている資料、活用したいですね。

このビューア活用してるうちに、崩し字が読めるようになってきたりしないかな・・・?w

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こういったニュースもあるので、近いうちに、全自動で読解できるようになるはずです。記載の画像、一文字ずつの範囲取りが文章単位になってるみたいに見えるので、文書の解読はずっと楽になりそう。
期待が高まりますね。


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