いくつかの石 百五十四詩

真冬の白い紙 #詩

描いても
描いても 消されていく

かならず
朝はやってくる

もういちどください

何も作り出せなかったのに
そんな声がする

言葉にならない 小さな音を返して
雪の道を歩いていく

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