いくつかの石 百三十七詩

つめたい晴天 #詩

差出人の
綺麗に印刷された封書がとどくと
あなたは
風のなかで
郵便配達をする人のことを思う

木箱に
投げ入れられるもののない日には
鳥たちが
また無心に空を行ったことに
胸をいためる

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