第六回『ちょっとだけコンテスト』記事紹介 その2
こんばんは みょーです。
本日も企画に参加してくださった記事の紹介をしようと思います。期間は8月いっぱいと言うことにしておりますが、既に多くの記事が集まっています。こりゃ僕も書かないといけないだろうか。
で、今回は「本当に怖い話が来んようにせな!」という使命から、企画の説明がおろそかになっていたので改めてお知らせしておきます。
過去の説明はコチラです。
過去のおもしろエピソードや、噓かホントか分からない小説風の記事、ほっこり日記、真面目エッセイなどなど、どんなものを投稿していただいても構いません。
ただし、ルールと『ちょっとだけ』という前提を忘れないようにお願いいたします。感覚的なことですが、大事なことなのです。おれもよく分かっとらんが。
応募方法に間違いがあった場合、厳しめの対応を取ります。理由として、この企画が変な方向に広がってしまう可能性を防ぐ&参加者に迷惑をかけないため、です。
「応募方法を守ってくれている」=「きちんとルールを読んでくれた」という判断です。逆は「ルールを見てないんだな」という風に捉えます。悪しからず
禁止事項は不快感を与えるようなヤンチャ自慢とか、コンテスト以外に目的がある様に見える(他人の紹介、企画の紹介)等です。そこも僕の判断ですので、深く考えずにお願いします。
そして、今回の特別ルールがこちら。
あと、もうひとつ。投稿数が多すぎる場合(10件とか)は、申し訳ありませんが全てに賞を贈ることは出来ません。前回は『特別なちょっとだけコンテスト』だったので気合いを入れてまとめましたが、前回が特殊だっただけで、今回からいつも通りに進めていきます。
賞品もありませんし、形だけともいえる賞なのですが、僕は誠意を込めて出来る限りの感謝を返すつもりで表彰式(?)を締めています。全ての記事に紹介&感想(賞)を贈りたいという気持ちはありますが、紹介の時点で感想を公開する以上、最後にもう一回感想をまとめるのは、それなりに大変だったりします。内容によりますが。
まあ運営の全てを一人でやっている企画ですので、なんとな~く察してくださると助かります。何かしらの事情がない限り、紹介をしないということはないです。だから、そこまで気にしなくても大丈夫です。
ただ、いつかは「数が多すぎて整理できない!」という事態が起きるだろうと、過去のコンテストで感じていましたので、これからの規則を作るため、企画を続けていくために、ご理解とご協力をお願いいたします。
少し話が逸れますが、僕は「読み手のことを考えた文章」が好きです。みんなが楽しめるように配慮された記事を見ると「この人は優しい人なんだろうなあ」「気遣いができる人なんだろうなあ」と想像ができて、嬉しい気持ちになります。
書く側にとってはめんどくせーでしょうけども、この企画に参加する際は「仕方ねえからやってみるか」という気持ちでいいですので、読み手に寄り添うことの楽しさに触れてみてください。おそらく、文章が上手になると思います。
あと、「怖い話=ゾッとする話」みたいなところから離れることに挑戦してもらえると嬉しいです。書けとはいいませんが、考える機会は作ってもらいたい。言葉はいろいろな意味を持っていて、表現の仕方は無限にあります。
考えるだけでも、創作の幅は広がると思います。
では、長い前置きはここまでにして、記事紹介に移ります。
第六回『ちょっとだけコンテスト』記事紹介
まずは蔵さんです。怖い話が苦手ということで、少し忖度したくなりました。でも贔屓は出来ない。イケメンはみんなのものだから。は?
何を言っているか自分でも分からなくなったので失格!(理不尽)
冗談は置いといて、素晴らしい記事でした。色々と褒めたいところは多いのですが、僕が特に良いと感じたのは、さきほど取り上げた「読み手のことを考えた文章」というところです。
上手な文章というのは、斬新なアイデアや目新しい展開(その大半は新しくないのですけども)ではなく、誰にでも伝わる、伝わる何かがある文章だと思います。漫画や映画もそうです。「なんかよく分からんけどおもしろい」は、他の部分によるものです。俳優がカッコいいとか、派手な演出とか。
蔵さんのちょっとだけ怖い話は、そうした「本質とは別のもの」ではなく、書きたいものと読み手の気持ちのバランスを取りながら、読み手に親切な形でまとめられています。いつ、どこで、何が起きたのかを丁寧に描写し、オチとなる部分、伝えたい何かまで読み手を導いてくれます。ガサガサいいながら
そのうえでエピソードも面白いですから、読み応えたっぷりのお話になっています。ゴールデンカムイが好きな方なら誰でも好きになるでしょう。経験したくはないけど
テーマにもあった見事な記事でした。あっぱれ!
お次はのばらさん
今回のテーマについて「なかなかですねー。笑笑」とのことで、「だよね~!笑笑」って感じです。誰が考えたんだ、ったく。
記事というより、のばらさんについてになっちゃいますが、過去の『ちょっとだけコンテスト』に参加してくださったときから行動が宇宙。アニメの世界にいるみたい。それくらい予想がつかない。ハチャメチャなこともあるでしょうけど、毎日がワクワクしそう。
空気清浄機、エアコン、洗濯機とくりゃ「電気屋さんの話かな?」と思うでしょう。甘いぜ。“多少ズボラな”のばらさんに常識が通じると思ったか?
ちょっとだけ怖い話というテーマを決めた際、この記事のような「自分のうっかりが怖い」という内容のものは来るであろうと思ってはいましたが、結構まじめに予想のつかない怖い話でした。
「参加したいけど何を書いたら分からない」という人は、のばらさんの記事を参考にしてください。でも真似はしないでください。どうしてそうなったんでしょうね?笑
楽しいお話をありがとうございました!
次は何が起きるのかなあ……
最後はタカチセさんの『ちょっとだけ怖い話』です。今回の参加記事の中で一番怖い話かもしれません。
実はわたくし、身近な友人達から期待される程度にはツッコミの面白さに定評があるのですけども、とてもじゃないですがホスト君には関わりたくないです。タカチセさん曰く、カラオケルームの中では人類皆兄弟とのことですが、ホスト君は人じゃないです(言い過ぎ)
いやなんとなく似てるのは分かるけど、そんな「エビアレルギーの人って、大体がカニも無理だよね!」みたいな「EXILEって、肌の色みんな一緒だよね!」みたいなノリで話されましても。
とまあ、ここまでなら若いジャニーズの見分けが付かない僕も共感できなくはない話なんですが、その後の行動は一切が理解不能です。ここまで自分に酔えるものなのかと、少し羨ましくも思います。
やっぱり全然羨ましくない。なにひとつ分からない。数学のテストか。もうホスト君じゃなくてテスト君って呼ぼうぜ。
いや~、おもしろいですね。声を出して笑える話なんですけども、冷静に考えてみると何とも怖い。若いって怖い。自分もベクトルが違うだけで、こういう酔い方をしていた時期があったということを考えるとゾッとします。今でもそうかもしれんけど。
どこか遠くで迷子になっているホスト君の心が見つかりますように……
帰ってこなくていいけど……
最後に
さて、これで参加者は7名になりました。これまでで一番のペースではないでしょうか。
「ちょっとだけ怖い話なのにホラー禁止ってどうなの?」と思う方もいたでしょうが、ミステリーやオカルトが無くても怖い話が書けることは、ここまでで伝わったはずです。恐怖を感じる必要なんてないんです。
「それ怖いねー!」アハハ!って感じで、みんなで笑える怖い話があってもいいんじゃないかと、どことなくエモい感じにまとめつつ、何ひとつ思いつかない自分にゾッとしています。