引きこもり駐在妻の日常
マレーシアのキャメロンハイランドでの駐在生活を初めて約8ヶ月が経った。
週末の買い物か何かイベントがない限り、基本的に家から出ない生活をしている。
決して私がインドア派な訳ではなく、
以上のような理由から、今は仕方なく引きこもり生活を送っている。
そんな今の日常を綴ってみる。
7時 起床
最近はスマホを寝室に持ち込まないようになり、睡眠の質が上がってきた。
夫は8時過ぎまで寝ていることが多いが、リビングで鳴っているスマホのアラームに私だけが気付いて起きている。
日の出は7時半ごろなので外はまだ薄明るいくらいだ。
7−8時 家事
お湯を沸かし、自然乾燥させていた食器を棚に戻して、洗濯を回す。
ベランダの窓を全開にし、掃き掃除とお花の水やりをする。
我が家は6階に位置しており、向かいは山と農地なので、晴れていたら日中も窓を全開にしている。これがとても気持ちがいい。カーテンは一日中開けっぱなしだ。
8−9時 夫起床、朝ごはん、見送り
夫はしっかり朝ごはんを食べない人なので、ヤクルトやバナナ、ヨーグルトなど、さっと食べられるものを用意する。私はそれとパンを食べる。
私は身支度をしていないので、夫のお見送りは玄関まで。
お弁当は必要時だけ準備する。
9−10時 身支度、掃除
午後にコンドミニアムのジムでランニングをするので、トレーニングウェアに着替えて最低限のメイク(日焼け止めと眉毛)をする。
朝ごはんの食器を片付け、洗濯物を干し、床掃除、トイレ掃除などを済ませる。
10−12時 勉強や読書
移住したばかりの頃は、“せっかくの時間を有効に使わないと!“ と意気込み
ToDoリストを作って1日のノルマを決めていたが、“もっと気楽でいいや〜“ と、最近は気の向くままのことをしている。
ただ、英語は習慣化がとても大切だと思うので、ePopという英語学習アプリだけは、毎日できるだけ欠かさず取り組んでいる。
半年ほどNative Campでオンライン英会話も受講していたが、モチベーションが続かず今はお休み中。成果は感じられているので、またやりたい気持ちになったらやろう。
12−13時 お昼ごはん
前日の夕飯の残り物やパスタなどで簡単に済ませる。
13−16時 自由時間
午前にちょっと気の重たいことをやったので、午後は気楽に楽しめることをする。
読書、note、YouTube、Netflix等。たまにお菓子を作ってみたり、文字の練習をしてみたり。
この時間が楽しいと思う日もあれば、
“あああ社会と繋がりたい〜!“と、発狂しそうになる日もある。
そんな日は寝る。笑
オンラインで働くことも考えてみたが、画面と向き合う仕事は元々好きではなく、確定申告もめんどくさそうなのでやらない方が幸せだと判断した。
絵を描く、編み物をする、ハンドメイド作品を作る、ギターを弾くなどの趣味は持ち合わせてはいないが、この機にやってみるのもいいかもしれない。
この前、「博士の愛した数式」を久しぶりに読んで、数学のワークを解くのも楽しそうだと思っている。
16−17時 運動
トレッドミルで30分ランニング。
ただでさえ画面を長時間眺めているので、ランニング中は画面を見ず、遠くの緑を眺める。音楽はその日の気分で聴いたり聴かなかったり。
時間帯のせいか人と会うことはほとんどない。
生理中や体調の悪い時は無理をせず、家でストレッチやエアロビをし、
逆に調子のいい日にはランニングの後に筋トレもする。
体重は測ってないが、日本にいた時と比べて体が引き締まってきた。
17−18時 シャワー、ストレッチ
湯船に浸かりたいけど、家には浴槽がないので毎日シャワー生活をしている。
18−19時 晩ごはんの準備
1人暮らしの時から料理は好きで、和食中心に毎日自炊をしている。
いつも美味しいと食べてくれる夫にも感謝。
19−21時 晩ごはん、晩酌
夫の帰宅は19時半から21時頃と毎日バラバラ。
空腹に耐えられない時は先に済ましてしまうこともあるが、できるだけ一緒に食べたい。
2人ともお酒を飲むのが好きなので、晩酌をすることもしばしば。
マレーシアの酒税の高さが家計には痛い...
21−23時 夫とまったり、就寝
ようやく夫の自由時間。彼のやりたいことを優先する。
一緒に映画を観たり、1人で作業している時には先に寝たり。
毎晩手帳に日記を書いて、遅くとも0時までには布団に入る。
毎日やりたいことをして、自分とゆっくり向き合う時間があって、自然の中でのんびり過ごす私の生活はとても幸せなものだと思う。
けれどやっぱり、人との関わりが少ないことへの不安や、社会から必要とされていない虚しさを感じ、日本に帰って仕事がしたいと思うことも時にはある。
自分と向き合いすぎて悟りそう、、笑
この生活もいつかは終わるとわかっているから、楽しめるし頑張れている。
それに、少なからず夫の支えになっている。
今は人生の夏休みであり、充電期間。(あるいは隠遁生活?修行?笑)
夫への感謝の心を忘れず、うまく折り合いをつけながら、思う存分謳歌させてもらおう。