外国人の犯罪(続)

ツイッターで拾った情報を少し整理して、理由不明のまま不起訴案件になるケースが多いのにあきれた。
在留カードやマイナンバーカード偽造についても、日本の政治家がどこまで本腰を入れて対策に取り組んでいるのか分からない。

今回は、別の角度から外国人の犯罪について、ツイッター情報をベースに纏めてみた。

逮捕される外国人犯罪者の約32%は不法滞在者、不法入国者

法務省法務総合研究所研究部報告 53 第3章 p.50)

ベトナム人の犯罪急増『技能実習の闇』

国別に見ると、近年はベトナムが中国を抜いて1位らしい。
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それと最近読んだ本

この著者の記事

警察を怖がらず、気軽に犯罪を重ねる…日本の田舎が不良ベトナム人「ボドイ」の標的になっているワケ

ベトナム人技能実習生は「かわいそうな弱者」でないと困る…マスコミが無視する「ボドイ犯罪」の悩ましい実態

日本人的な感覚で「少数派の弱者」扱いするのは、本質的な問題解決からの逃避にしかならないだろう。かえって、問題を複雑にすると思う。
著書を読めば、2020年秋の北関東一帯での家畜大量窃盗事件では、埼玉県本庄市アパートで転売されたブタが浴室で丸ごと一頭解体されていた。彼らにとっては「あたりまえ」の生活の一部なのだろう。
中にはゲリラ戦も可能な陸軍の元兵士の技能実習生も。あるきっかけで実習先から逃亡、千葉の山林に潜伏、鳥獣狩り、野草食べサバイバルしたような事例もあるそうだ。
2020年12月、茨城県古河市では、元技能実習生ベトナム人女性が、車検切れの車を無免許運転でひき逃げ事故を起こしている。
ベトナム人コミュニティの中では、自動車のヤミ売買や無免許運転が事実上の野放しになっているという。
政治家はこのような実態をどこまで理解・勉強した上で、様々な「主張」をしているのだろうか? はなはだ疑問だ。

ベトナム人男性を縛り監禁、家族に数百万円振り込ませる…技能実習生6人逮捕 (2023/4/11)

ベトナムの例に絞ってみたが、国が違えば当然その人たちにとっての「当たり前」は全く変わってくる。
「差別は許されない」は正しい。でも、そう言う人たちはどこまで自分自身でこのような価値観の違いに向き合っているのだろう?
口先だけで「差別反対」し自分以外の人たちに頼るだけで、根本解決とは関係なく、単に周囲・社会からのなにがしかの「譲歩」を引き出すことだけを目標にしている、あるいはその努力をすることで「弱者の見方」になったつもりの人たちが多いのではなかろうか?
本の宣伝をするつもりは無いが、是非このようなルポを読んでみて欲しい。

在日不良ベトナム人「ボドイ」が起こすトラブルの数々。安くて便利な日本社会を維持するために外国人を「現代の奴隷制」のなかで輸入しないと成り立たない理由

「技能実習制度についても制度設計を行なったのは国だが、さまざまな問題を引き起こしているのは民間の業者。政府がそれを積極的に推進してきたわけではないが、事実上の『黙認』はしていたかも。
この構造、日本(だけではないのかもしれませんが)の政治の随所に見られますね。インバウンドにしろワクチンにしろ、メガソーラーにしろ、政府は方針を決めるが、その弊害については責任を取らない。
有権者が何等かの形で適切なフィードバックをする必要があるのでしょう。

昨年(22年)『岸田首相は「留学生30万人」見直し さらに増やす計画策定を指示』したそうだが、これも気になる課題だ。

留学生問題

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