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価格を変えるには・・・のヒント

1週間ドバイに行ってきました。
(本当は1か月ほど行く予定だったのですが・・・)

実際に、ドバイに行ってみての衝撃ですが、

やはり物価でした。

@パームジュメイラのホテル
ハイネケン・・・2200円
アイス・・・1500円
マッサージ・・・30分1万円
お菓子のグミ・・・500円

@アトランティス(プール)
入場料・・・9000円/人
綿菓子・・・1500円
水・・・300円
チキン・・・1000円/個
ポテト・・・1000円
スイカジュース・・・1000円

@バージュアルアラブ
スパゲティ・・・8400円(サービス料入れると9000円越え)
チキンナゲット+ポテト・・・3000円
ハイネケン・・・2200円
カクテル・・・Min5000円

これまで日本の高級ホテルなどで、高額なことはありましたが、ここまで高くなっているのは、見たことがありませんでした。

ちなみに味や質はというと・・・確かにおいしいのですが、、日本が負けているということはなかったです。

そこからドバイモールのスーパーに行きました。

中国産にんにく・・・474円/個
中国産しょうが・・・328円/個
UFO・・・182円
中国のカップヌードル・・・383円
オーガニック卵10個入り・・・1113円
普通っぽい卵10個入り・・・584円

日本でこの値段が通用したとしたら、
おそらく潰れる飲食店やスーパーはほぼないでしょう。。

でもそんな中、なぜか日清のUFOだけ普通の価格、、どころか日本の希望小売価格(214円)より安い。
これは、どんな構造になってるのか・・・→これも追求すると面白そう。

ドバイは、平均年収2600万と聞いたことありますが、この物価では2600万あって、日本の年収600万くらいの生活になるのではないかと思います。この物価についての差は、今後さらに研究してから書いていこうと思います。

さて、ここで大事なことは、この価格の差は
サービスや料理、モノの”質”の差ではない
ということです。

確かに美味しい料理もたくさんありましたが、
そうでもないことも多数です。

今回体験のため世界一と言われるホテルに泊まりましたが、
日本にあるホテルよりサービスレベルが上ですか?と言われると・・・
そうとは思いませんでした。
日本の方が親切で、丁寧、細やかです。

ただ、圧倒的に違うのは・・・”マーケティング”でした。

集まった”客”の質が全く違います。
(人に質があるのか?の議論は別の回で)

プールやSPAに行けば、ハリウッドスターなのかプロスポーツ選手なのか、すごい経営者なのか、王族なのか・・・
は分かりませんが、富裕層しかいません。しかも人種はさまざまで世界各国から集まっているようでした。

これは実際に見てみないと感じないかもしれませんが、
颯爽と歩いている客が、その”場の格”を表していました。

コンサルタントとして、マーケティングを顧客企業に伝える立場としては、すばらしい体験でした。(逆に言えば、反省しかありません)

集まるお客様が、その場の格を決める。
→それが価格になる

私たちは、誰の何の問題を解決するのか?
この”誰”の”何”選びの大切さを痛感した体験でした。

”誰”の”何”選びは本当に大切で、
私の場合は、
”家族への感動の海外体験”
でしたが、

そこに来ていた富裕層の中には、
”ちょっとリッチ目な体験”
という人もいれば、

”泊まるところがほかにないから、家より狭いけど、しゃあなしで”
の人もいたと思います。

誰が変われば、問題も変わります。
問題が変われば、価値も変わり、価格も変わります。

私たちは、誰の何の問題を解決するのか?

改めて考えさせられる旅でした。
(ドバイネタ①)

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