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神秘的な町で暮らした夢のような2週間を決して忘れない

この記事はオーストラリアの美しい田舎町:マランビンビーで過ごした日々の体験記です☺︎








偉大なる自然界にレッツ・ダイブ・イン!


10ヶ月間のメルボルン生活を終え、飛行機に乗ってバイロンベイに向かい、その後マランビンビーという町にたどり着いた私。



この町は実に神秘的な場所で、そこで過ごした2週間は不思議な夢を見ているようだった。



山の中で暮らすジャイロというおじいさん(通称山の民ジャイロ)は「この町は町全体が神聖なんだ」と言っていたけど、マランビンビーから都会に移動してみてその言葉の意味がよく分かった。



ジャイロはワクワクする本みたいな人物だった
山の中にある秘密基地に住んでいる
ガレージの中にはサウナも
焚き火



マランビンビーという町は、住むだけで絶大な癒しとパワーを授かれるような、五感や第六感が研ぎ澄まされるような、実に不思議な地域だった。

手付かずの熱帯雨林の中を探検すると、自然の偉大さにおったまげた。

屋根のように大きな葉を持つトロピカルなヤシの木に、ぐるぐるの杖みたいな植物、ストライプ模様のアートのような竹、何千年も佇んでいたかのように貫禄のある木々、思わず手ですくって飲みたくなるような冷たくて透き通った滝水、そして熱帯雨林中に響き渡る美しい大合唱…



自然界の偉大さをこれでもかというくらい目の当たりにした日々だった。

なんだか、ファンタジー映画の森の中にいる妖精になったような気分。

ただそこにいるだけで感動し、体内に驚くほどエネルギーがみなぎっていく、心が洗濯されて、真っ白なTシャツみたいにピカピカになっていく、人間としての本能が蘇っていく…

そんな不思議な感覚を味わった。


雨の印象が180度変わった話


この町に来て「雨」の印象が変わったりもした。

山の民ジャイロの秘密基地みたいなガレージを訪れ、みんなで手作りチャイを飲んでいたとき、突然大雨が降ってきた。



外にいた私たちは「うわーまた雨が降ってきた、やだな〜」みたいな反応をしたのだけど

ジャイロはショーシャンクの映画の主人公のように両手を広げ、嬉しそうな顔で雨を感じながら

全ての天気が必要で、全ての天気に感謝だよ!

と言った。

マランビンビーには果てしなく続く畑がいくつもある。今雨が降ることで壮大な畑に必要な水分が行き渡り、作物が元気に育ち、私たちの生きる糧になるのだと考えると、私はそれ以来雨に敬意を示すようになった。




ファーマーズマーケットとヒッピー


毎週金曜日の朝はファーマーズマーケットの日。

農家さんが大事に育てた採れたての野菜や果物が取引されていたり、ほっぺたが落ちるほど美味しい手作りフードを作ってもらえたりする。



おじさんバンドによるチルなギター生演奏がBGMで、テーブルでは地元民が大集合して楽しそうにおしゃべりを繰り広げている。

住民は新参者にも優しく、餃子を食べていると楽しそうなイベントを紹介してくれたりした。



この町にはヒッピーが多い。

自由なスピリットを持ち、陽気で、麦わら帽子にTシャツに半ズボンに篭バッグが定番スタイル。

誰にどう思われるかなんて一切考えていないようなラフさがとてもかっこいいなと思った。

そして、裸足!!!



この町では当然のように靴を履いていない人が多かった。

郷に入れば郷に従えということで、私もイギリスの同僚と一緒に裸足になった。



そしたらまあ、気持ちいいこと!!

足から感じる太陽の温もりと感触が気持ちよかった。ビバ・素足の町!!


クリスタルに願いを込めて


この町にはクリスタルキャスルという名所があったり、路上やマーケットでクリスタルが並んでいたり、道端にローズクォーツが佇んでいたり

とにかくクリスタルをよく見かけた。



ハンドメイドマーケットを訪れたとき、ビーズで作られたとても素敵なネックレスを発見した。

店主のおばあちゃんが

「それ、私が作ったのよ。あなたが今つけているイエローのネックレスはシトリンというクリスタルを使ったの。繁栄、幸福、人間的な成長という意味が込められているのよ」と説明してくれた。


ルチルの指輪とシトリンのネックレス


すっかり気に入り、毎日首につけてる。

そんな感じで、クリスタルにこうなったらいいなという願いを込めてお守りみたいに身につけている人が多かった。

こうして毎日身につけるアクセサリーは、心強いお守りとなった。


夜は鈴虫の演奏会、朝は牛と鳥が目覚まし時計


マランビンビーは街灯がほぼ存在しておらず(信号に関しては完全に存在していない)、屋外は太陽や空の自然の光のみ。

夜になると完全に真っ暗になり、お店も遅くまでやっていないので就寝時間が自然と21時くらいになった。

鈴虫の美しい演奏会を聴きながら夢の世界にふわふわと吸い込まれていく、そんな気持ちいい夜を過ごした。

朝は太陽の光と鳥と牛の鳴き声によって自然に目覚める。iPhoneの目覚まし時計は不要。

空を見るだけでああ今は朝の5時45分頃ねと分かるようにもなった。

コーヒーを飲みながら静かに日記を書くことは最高の時間だった。


ゴールドコーストにやってきた私


そんな神秘的な日々を経て、私はバスに揺られてゴールドコーストにやってきた。

どの予約サイトを見ても13時35分発13時35分着で、んんん?!と思っていたけど、ゴールドコーストに移動すると時間が1時間戻るらしい。

昨日は1時間多く時間を手に入れることができた。

ゴールドコーストは海とビルが共存している街。

サーファーズパラダイスという、マリカーのコースに出てきそうな名前のエリアに滞在している。



ラッキーなことにホテルの部屋からゴールドコーストの海が一望できて、すでにいろんな時間帯のいろんな海を見た。

海の表情は夕暮れ時は優しくて、夜は威厳があって、朝は活気がある。

オーストラリアの海は、場所によって水と砂の色が違うから見甲斐がある。

今この記事は、路地を通り抜けた先にあるカフェで書いてる。



ホットコーヒーとハム&チーズジャッフル美味しかったな。

これから水着に着替えて裸足でビーチの砂の上を散歩して、夕方は展望台でビルと海を一望して、夜はホテルのサウナに篭ろうと思う。2週間ぶりの1人。私は誰かとの旅も一人旅も好きです。

冒険者りこぴんの旅は続く….

I’m @ Gold Coast !!

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幸せ研究家・りこぴん
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