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地元感溢れる海外の町を訪れ、家賃免除で素敵なお家に住む | ワークエクスチェンジ

バイロンベイでのステイを終え

今はマランビンビーというオーストラリアの田舎町に滞在している。



1ヶ月前は名前すら知らなかった町を突然訪れることになるなんて、冒険者らしくて何だか楽しい。

私の頭の中にはハンターハンターのサントラが鳴り響いている。

ワークエクスチェンジでの経験や滞在しているお家について書く前に、美しい町:マランビンビーについて少し記録しておく。

国際的で都会なメルボルンとはうって変わって、この町にいるアジア人は私だけなのではないかというほどに、マランビンビーは99%くらいオージーあるいは西洋人だ。



そして、メルボルンも自然豊かだったけど、規模が違う大自然がこの町にはある。



食料を育てるのにうってつけの町らしく、マカダミアナッツの畑も見かけたし、壮大な野原に牛や鶏が放し飼いされているのも見た。

朝は牛のおたけびで目を覚まし、夜は鈴虫のコンサートが繰り広げられる。

ブラックスワンが優雅に散歩しているのも見た。

ここまで大自然と隣り合わせな町に住むのは初めてかもしれない。

小さなダウンタウンには、オーガニックスーパーやハンドメイドマーケット、クリスタルのお店やナイスなカフェがある。


スーパーが素敵すぎる
見るだけでもパワーがもらえそうな果物


バイロンベイもそうだったけど、この町の民も健康意識が高く、食料の調達はオーガニックスーパーや週1で開催されるファーマーズマーケットが主流っぽい。

田舎ならではの温かい人情がたしかにあって、お店に入る度に店主のおばあさんやおじいさんとゆるい雑談が始まる(笑)


人情溢れる田舎


今日雑談したおばあさんは、おすすめのスパを教えてくれた。

あと、家族経営のお店が多い。

5歳くらいの女の子がお父さんと一緒に店番をしていて売上の計算を伝授されていたり

ベトナム料理屋さんに行くとピチピチのティーンが「ママァ〜、これは何番テーブル?」なんて尋ねたりしていて微笑ましい。


せっせと働くティーン


カフェやご飯屋さんのクオリティが高いのも見逃せない。

チェーン店はなさげで、個性煌めく店内に入るだけで気分が上がるし、何より食べ物や飲み物がすごく美味しくて驚く。


店内たまらない可愛さ
ブルーのタコのアートが好き
美味しすぎたバーガー 絶対また食べよう
フォーもおいしくいただきました
レンガなカフェにやって来た
壁のアートはもれなく全部キュート
ラテもメルボルンよりお安めで美味しい



昨日食べたハンバーガーは人生で一番と言っていいほどにパテとチーズの溶け具合がパーフェクトで美味だった。


地元のアーティストが手作りした作品を集めて販売しているお店がとても気に入り、キッチンクロスとメイクポーチとコーヒーカップを買った。

旅先でときめいたものを大事に使っていきたい。


地元のアーティストの手作りが集結したお店
メイクポーチにする
町の名前とクジラが書かれたキッチンクロス
手作りマグにコーヒーを






さて、町の紹介を終えたところでワークエクスチェンジについて軽く触れつつ、現在滞在しているお家やお手伝いの内容について紹介してみる☺︎

ワークエクスチェンジは、色々種類があるのだと思うけど、いうならばエアビーみたいなものだ。

ホストとゲストがやり取りし、予約が成立すればお部屋を貸してもらえる。

ただ

ホストとゲストの間にお金のやり取りはない。

エアビーのホストがゲストに求めているのはお金で、ワークエクスチェンジのホストがゲストに求めているのはお手伝い。

何をどれくらい手伝うかはホストによる。

私が見つけた求人の中には


資本主義に疲れたので熱帯雨林を購入して自給自足生活始めました(どんな人生?!笑)

ヤギや鶏のお世話、ミルクやハチミツの収穫、植物のお世話、サウナの設置、その他DIYを手伝ってくれる人募集

家事や植物のお世話を手伝う代わりに森の中のキャビンで生活しませんか?

ちなみに夫は世界的なヨガと気功のコーチなので必要であればヨガクラスも開講します。


みたいな面白そうなものがわんさかあった。


普段は訪れない海外の田舎を訪れ、唯一無二な体験をし、植物や動物の世話を学び、地元での暮らしを体験し、人との出会いを楽しむ。そして、素敵な海外のお家に家賃免除で暮らせる。


そんな夢みたいな話、ある…?

いや、あったのだ。

私は現在、山のてっぺんにある別荘のような豪邸で家賃を払わずに生活をしている。


植物のお世話たくさんできそうだ
リビングから山が見える
屋外にはテラスがあり、その横にプールがある
外でみんなでご飯を食べたら最高だ
ここからは
山々が見える 夜は星を眺められるらしい
私のお部屋 夜は鈴虫の合唱が聞こえる
自由に使っていい一階のキッチン
窓から緑が見える
料理を楽しむ
一階のテラス 作業にうってつけ
一階のベランダ




今この記事は、一階のテラスで書いている。

このお家に滞在する条件は、朝3時間、庭仕事をお手伝いすること。

今朝はローズマリーの周りに生えた雑草を取り除いたり、落ち葉を掃除したりした。

普段パソコンを使用している私にとってはすごくいい運動になるし、植物の世話の仕方を実践的に学べるし、何よりマインドフルネスになれる。

ひとつのことに集中して取り組むのってこんなにも気持ちいものなのかと思い出すことができた。

作業が終わる時間が朝の11時なので、十分に町を散策したり、翻訳や執筆の仕事に励める。

あと、同時期に滞在している人がいれば友達になれたりする。

私の他にはカナダ人のカップルがいて、友達になって、夜のキッチンで雑談したり、一緒に町に繰り出したりした。

世界を旅しているカップルで、オーストラリアの次はニュージーランドへ、その次はアジアを回るらしい。

そんなライフスタイルがあるなんて!

いいな、真似したいと思った。


そんなこんなで、最高の条件のもと、豪邸に滞在させてもらっている。

こんな風に世界を回る手段があったなんて、本当にいいことを知れた。


オーストラリアのワーキングホリデービザは後1ヶ月半残っているので、マランビンビーの滞在を終えた後はゴールドコーストやシドニーやウルルを周りたいなと思っている。

ニュージーランドもとても近いので、この流れでニュージーランドのビザを取得して長期滞在してもいいなとも思ってる。

29歳になったしそろそろ冒険も落ち着いてきたかなと思ったけど、むしろ動き回っている。

まさかここまで世界のいろんな地を旅することになるとは、人生って面白い。

私の20代は冒険に始まり、冒険に終わりそうだ。


ワークエクスチェンジも素敵なプログラムだけど、ワーキングホリデーもすごいプログラムだ。

通常、簡単に海外に長期滞在する方法はない。

私はアメリカの大学に留学するためにものすごく勉強したし、外国に長期滞在したければまとまった金額を支払って学生になるか、現地民と結婚するか、そこで仕事を得るかが主流。

でもワーキングホリデービザというのは、申請するだけで1年(場合によっては2、3年)も海外に住めてしまう。

本当に魔法ビザだと思うし、こんな絶好のチャンスまたとないので、使えるうちに使っておこうと思ってたくさん活用させてもらってる🍀



冒険はまだまだ続く。



今だから訪れられる地、今だから見える景色、今だから出会える人、今だからできる経験、今この瞬間を大切にしたい。


今から6年前の23歳の頃

アドベンチャラスで最高のオリジナルな人生を築いていくんだと自分に誓った。

あの日の自分に教えてあげたい。

君はちゃんと、アドベンチャラスで最高のオリジナルな人生人生を生きているよ と。


The journey will be continued…

✌️

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幸せ研究家・りこぴん
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