女性アイドルのオタがジャニーズWEST沼に落ちた訳を喋りたい。1
はじめまして、こぴです。
しがないオタクです。
割と色々な界隈を渡り歩いてきました。
今回は、自分が今の沼にうっかりハマってしまった経緯を勝手に大発表したくて書くことにしました。
「沼」
ここにハマる経緯は本当に十人十色。
みんな違ってみんないい。
そう、オタクは世界の縮図。(違う)
だから是非「ええ〜何その沼り方ウケる〜」という気持ちで読み進めて貰えるととっても嬉しいです。
時は今年の3月に遡ります。
いままで私はものすごく頑張り症候群でした。
部活動だって週7で通ったし、インフルとおたふく風邪以外の欠席なんてほとんどなかった。
頑張り続けることが、正義だった。
止まることも知らず高校出てすぐ海外大学へ進学した。
過ぎてく日々の足の速さったら半端じゃなかった。
三月。
束の間の3週間休み。
美味しいジャパニーズ缶酎ハイを求めて帰国した私を待っていたのはコロナによる再出国拒否。
止まったことない人間に、強制休暇が訪れたのだ。
普段から私ったら全く止まりゃしない、もはや止まってしまうことが怖いという認識。
いきなり止まらされたって…
何もしないことが、何者でもないように思えて本当に辛いかった。
マジで、
リアルに、
生きている意味が、
見出せなかった。
気がつけば、かれこれ5、6年大好きだった女の子のアイドルグループを見ることが精神的にできなくなった。
なんだかとても冷静に「あ、鬱だ」と感じたのを凄く覚えている。
医学的にどうかはわからないが、20年わたしと付き合ってきた私的にあれは完全にぶっ壊れ案件だった。
でも、あの時、大好きなアイドルを見ることができなかったのは必然かもしれない。
なぜなら、私にとってキラキラ輝く同世代の女の子たちは自分を奮い立たせる燃料だったからだ。
頑張り続けるために、「ほら!こんなにこの子たちは頑張っているのにアンタは弱音ばっか吐いて!」という凄く不純な視点で応援していた。
ただ、''頑張る''対象がなくなった私にとって、アイドルちゃんたちの優しい「頑張れ!」ソングはまさしく開いた傷口に塩であった。
人生初の推しからの塩対応である。
頑張っていない自分なんて、人権がないに等しい。
そういう考えで頭がいっぱいになってずっと泣いてた。
あの、自粛期間。
私は大好きな推しと大学に戻る機会を失った。
得たものは、どうしようもない自己嫌悪だけ。
そんなドン底で、運命の出会いを果たしたのだ。
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