中学時代のテスト期間の思い出

今日は少し遅めの午前中に散歩に出たら、近くの中学校から続々と学生たちが下校していくのが見えた。
”あれ？早いなぁ”と思ったのだけど、そうか、テスト期間なのかもしれない。

そこで、ふと自分の中学時代のテスト期間を思い出した。
わたしは全然優秀な学生ではなかったし、おサボり大好きだったので、テスト期間は勉強しなきゃと思いつつも、”午前中で帰れるし、部活も休みでラッキー”なんて思っていた。おかげで毎回徹夜で一夜漬けをする、まるで手本にしてはいけない学生時代だった。

そんなわたしの性格を1番分かっている母によって、わたしが溜めまくっているアニメの録画を、家に誰もいない時にこっそり観るのを防ぐため、毎回リモコンを隠されていた。
初めは、”しまった、やられた！”と思っていたのだけど、わたしも母の思考がある程度分かるので、母が隠しそうなところを手当たり次第探すようになった。
#勉強しろ

母は当時から会社員でフルタイムで働いていたので、”朝は時間がないからそんな面倒くさいところには持っていかないだろう”とか、”高いところはわたしの方が届くので置かないだろう”とか、名探偵ばりの推理と捜索をした結果、玄関の靴箱の隅からリモコンは見つかった。
#勉強しろ2

今になって、”そこまでの執着と気力を少しでも勉強に割けよ”と思うのだけど、当時のわたしはサボることに必死で、勉強しなきゃ怒られるし、点数が良くなきゃ自分がしんどいだけなのは分かっているけど、やっちゃいけないことをやっているスリル感が堪らない・と感じていたのかもしれない。
なんなら、アニメ録画を見ることよりもリモコンを探すことが目的になっていた。

トレーニングするようになって、サボり癖と諦め癖はマシになったけど、少しでも楽をしたい思考は今になってもしぶとく残っている。
当時のバレー部の同級生には頭の良い子が多かったのに、おかしいなぁ。
#因果応報

では！

Ayane