【DTMer初心者必見!】 ピアノ音源を比較してみた!
今回は4種類のピアノ音源をレビューします。
LogicProX - Steinway Grand Piano
Logic Pro Xの純正ピアノ音源です。ピアノ素人の私からしてもベロシティレイヤーが狭く、サスティンも自然体ではないので表現に限界があるように感じます。
SPECTRASONICS - Keyscape
DTM界隈では知らない人はいないであろうKeyscape。言うほどコスパは良くないですが、定期的にセールをするので、定価で買う人はあまりいないでしょう。Keyscapeの良いところは様々な種類の鍵盤を使えるところですね。グランド以外にも、アップライト、電子ピアノ、電気ピアノ、シンセサイザー、トイピアノなんかもあります。
各鍵盤ライブラリの数がかなり豊富な点と、プリセットも選んだ時点で既に良い感じの音作りに仕上がっていることから、初心者でも扱いやすい内容になっています。
Synthogy - Ivory Ⅱ
Ivoryも定番ピアノ音源です。シリーズによって収録モデルは異なりますが、打鍵を細かい部分まで正確に表現したいという場合は24ベロシティレイヤーまで対応してるStudioGrandsをおすすめします。
ちなみに私がグランドを使う時はGrandPianosです。こちらは18ベロシティレイヤーまでの対応になります。その代わりBösendorfer、German Steinway、C7の3モデルを収録しています。Keyscapeのように色んな種類の鍵盤で遊ぶことは出来ませんが、リアリティーのあるアコースティックピアノを鳴らしたいならIvory一択!
Native Instruments - TheGentleman
意外と侮れないのがこのTheGentleman。KOMPLETE SELECT以上に付属しておりますが、16ベロシティレイヤー備え、リリースのレイヤー、ティンバー、ダイナミクスも手動で変えられます。ビンテージのアップライトをモデリングした音源なので、レトロ感が否めないサウンドクオリティーですが、エディター機能が充実しているので、どんなジャンルにも馴染んでくれる有能君です。
単体で買うより、色んな音源が付いてくるKOMPLETE SELECTを買う方がお得です。KOMPLETE13がもう時期リリースされるので、今度NativeInstruments製品に関しても詳しくお話させて頂こうと思います。
ここまでいくつか紹介してきましたが、各音源、プリセットにもよりますが、バイパスの状態でかなりサウンドキャラクターが違います。ダイナミクスが広かったり、フラットだったり、パットが効いてたり...もう、カオスですね。
極論、音源なんて直感で選べばいいんですよ。