2分で読める子育てエッセイ№947『箸とかお手拭きとか』
ある日、子供部屋のテーブルでゴミを発見。
どうやらこれの仲間らしい。
ゴミを出した犯人は、さっきこれをおやつの引き出しから取って行った小4の息子のイチに違いない。
「ちょっと~! ゴミ!ゴミを捨てなさーい」
と注意しようと思ったら、息子がジュースを片手に子供部屋に戻ってきて、メッチャいい顔してこう言った。
「見て見て~。こうやったらポテチを食べても手がベタつかないんだよ」
うそーん! それごみじゃなかったの?
「お母さん、これハサミでチョキチョキしたらすぐにできるよ? どう? 便利でしょ?」
そう言って、ワタクシにもお手製のトングを貸してくれた。
ひょーっ! 箸とかお手拭きとか要らないじゃーん。 ゲームしながら食べられる!
ワタクシ、メッチャ気に入った。
メーカーさん、これ袋の端に「お手製トング」の切り方を印刷しておいてくれないかな。できればハサミを使わなくても切りとれるのがいいなぁ。
初めてこのお手製トングを見て『ゴミ』だの「もう少しスーッとまっすぐ、キレイに袋を開けれないものかね」だの好きなことを思っていた凡人のワタクシ。
今後はゴミなどと言わず「発明のかけら」と言うことにした。
深く反省。
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迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません?
ありがとうございま~~~す
ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ