妊娠中のむくみ解消法
むくみは、ほとんどの妊婦さんが経験するトラブルの一つです。下肢(足)が重だるく、とても気持ちが悪いですね。酷くなると上肢(手)や顔、全身に現れることもあり、日常生活に影響を与えてしまうこともあります。
妊娠中は、赤ちゃんに栄養を届けるために血液が増加します。体内の細胞組織の液体と血液のバランスが崩れるために、妊娠中はどうしてもむくみやすくなってしまいます。
むくみには、マタニティ整体が効果的!
むくみを解消するために重要なのは、ふくらはぎの筋肉です。通常、ふくらはぎの筋肉が余分な水分や老廃物を下半身から心臓の方に戻す役割があります。妊娠中は無理が出来ないため安静に過ごしてしまうことが多く運動不足になりがちです。
また、妊娠中特有の姿勢(反り腰)の姿勢になることで、骨盤が開きやすくなります。そうすると、歩き方が悪くなります。足首をあまり使わない、足首が固定されたような歩き方になることで、ふくらはぎの筋肉が使われずに筋肉は緊張したまま疲労がたまってしまいます。
妊娠後期には大きくなった子宮で下大静脈が圧迫されて、下肢の血液やリンパ液の循環が滞り、血管に余分な水分や老廃物が溜まり、むくみとなって現れます。
だんだん大きくなる子宮が腹部を圧迫している事、妊娠によるホルモンの影響で妊娠中はむくみやすいことなどから、1回の整体でむくみを確実に消失させることは不可能ですが、整体で下肢の血液循環を改善させること、そして、下肢の血流を良くしていくようエクササイズをしたり、普段の正しい歩き方などを意識することによって妊娠中の不快な症状を軽減することができます。
マタニティ整体を体験した経産婦のお話!
3回目の妊娠で、マタニティ整体を始めて受けたと言う経産婦さん!
体重の増え方も緩やかで、3回目の妊娠で体重増加を産科の先生に指摘されなかったのは始めてだった。むくみがないので出産を迎えるまで身体が軽く、普段より動く事が出来たと話されていました。
むくみ予防簡単ストレッチ
特に大切な事は、足首とふくらはぎの運動です!
入浴後、おやすみになる前に5分程度行うだけで、すぐに効果が分かるのではないでしょうか?
是非、お試し下さい。
・足の指でグー・チョキ・パーをゆっくり3〜5回繰り返します。
その後に、足首を外回し内回しと5回ずつぐるぐると回します。
・タオルを使って、ふくらはぎのストレッチを行います。
足首を直角にすることと膝の関節を真っ直ぐに伸ばすことがポイントです。
30〜90秒しっかりと伸ばします。次に、足首を内側に向け足の外側の筋肉が、しっかりと伸びているのを感じてください。同様に30〜90秒しっかりと伸ばします。