日記と詩の間のどこかで

日本語を勉強している韓国人です。大学生で専攻は仏教と数学です。 どうぞよろしくお願いし…

日記と詩の間のどこかで

日本語を勉強している韓国人です。大学生で専攻は仏教と数学です。 どうぞよろしくお願いします。

最近の記事

[自作詩] [一瞥] 2024.10.06

あらゆる痛みを抱えて生きるあらゆる人々を抱いても 結局春を咲かせる地球の願いを考えます。   場面のベールに包まれた手紙を 毎瞬間私の視野に配達する秘密のゆうびんやを考えます。   あ、結局私は、 祈ることしかできることがない純真なばかにならなければなりませんね。   いつもきれいな心だてで すべての疲れた人々を慰めなければなりませんね。        

    • [自作詩] [認識の花] 2024.10.02

      花を咲かせるために 昼は夜の尻尾を噛む。 花が咲いたから 夜はまた、昼の尻尾を噛まなければならない。   一部のは花たちはあなたの関心を引けない。 他の花たちが十分に誘惑しなければならないから。   一つの信心が萎える。 他の信心が育たないといけないから。   小さな口を持ったその花たちは あなたが彼を愛するほど 口を大きくしてあなたを飲み込む。   昼でも夜でもないあなた、 奇妙な花畑に縛られた可憐な庭師よ、 愛されるに値する花を熱烈に愛し 喜んで死を迎えよ。  

      • [自作詩][BUILDERS] 2024.10.01

        最も自由な人間が最も天才的な人間だ。 天才と呼ばれる種族は 城を築く人たちではなく、 橋を架ける人々だ。   過去と未来、 東と西の間に 彼らは思想と意志の橋渡をする。   君の人生すべてがこの橋のレンガ一つで終わるとしても、 地球に住んだ『BUILDERS』の一人になれ。 天才になれ。        

        • [自作詩][天衣無縫] 2024.09.21

          私は最初から始めたかっただけです。 縫った跡のない天使の服を作りたかったのです。 小さいな頭に大きな問いを抱いて生きる罪で 私はいつも辛いのでしょう。 しかし、問わない人生が何の役に立つというんですか。

        [自作詩] [一瞥] 2024.10.06

          [自作詩] [労苦] 2024.09.16

          「さまようすべての人間に新しい機会を!」 太陽は毎朝祈りながら、 最も高い山の南の頂上に登る。   「疲れたすべての生命に甘い安息を!」 太陽は毎晩祈りながら、 最も深い北の深淵に身を投げる。   軽率で傲慢な悲観主義で 太陽の崇高な労苦を辱める君はだれか。    

          [自作詩] [労苦] 2024.09.16

          [自作詩] [彫刻] 2024.09.13

          昨夜の夢が私にあなたを見せてくれた時、 私は感じることができました。 あなたの一部が私の中に入っているという事実を。 人を知るようになるということは、 その人の彫刻一つを持つことになるのです。   私の中の世界は外とは違って、 昼には月が昇り、夜には太陽が昇ります。 昨夜の夢のあなたは、 私が持っているあなたの彫刻に、 夜の太陽の光が照らされて浮かんだ像でした。   私は、 他人が私の彫刻を持っているほど存在します。

          [自作詩] [彫刻] 2024.09.13

          [自作詩] [「ロマンス」] 2024.09.08

          「ロマンス」は、 中から外に広げられます。   蕩児がいえに帰って来ると、 私の彼女は彼女の胸に 私の頭を抱きしめます。 では私は、外で見た、 だれにも言えなかった、 秘密の喜びと悲しみを彼女にすべて打ち明けます。   疲れて私はぶつぶつ、 とつとつと語るが、 彼女は私のすべての単語を聞きます。 私の声の小さな震えまでも 彼女はすべて聞きます。   その間、 彼女と私はだんだん近くなります。 ますます近づいていって、 この以上近づくことができない時、 その時、私たちは眠りにつ

          [自作詩] [「ロマンス」] 2024.09.08

          [自作詩] [詩が詩に] 2024.09.06

          私の詩よ、 呪文になれ。 通過儀礼になれ。 バッハをまた裏切って、 鍵盤の上の純正率として 私の霊と結合せよ。 君の奇妙な韻律に合わせて踊れる者は 私の霊だけだから、 彼女を抱きしめて恍惚に戦慄せよ。   振動に合わない重いほこりが全部落ちたら、 この生の最後の息吹に乗って、 はるか遠く、はるか高く飛んで行こう。   私たちはもう一つの神話に、 もう一つの星座になるだろう。 君と私、そして私の霊とつなぐ3星の星座になるだろう。        

          [自作詩] [詩が詩に] 2024.09.06

          [自作詩] [一人の男] 2024.09.01

          私は一人の男を見る。 預言者たちの土地から逃げている一人の男を。 失敗に対する恐れ、 夢に対する信念、 彼が予言を聞きたくない理由は何だろうか。   彼は恋人の過去も聞こうとしない。 嫉妬する自分が怖いからだろうか。 彼女を十分に愛しているからだろうか。 どの道の上で彼は走っているのだろうか。  

          [自作詩] [一人の男] 2024.09.01

          [自作詩] [レ・ミゼラブル] 2024.08.28

          私たちは皆、私たちが『迷子』であることを知っている。 道に迷ったり親を失ったりして迷子になったのではない。 それは今の我々の哀れな現実に過ぎない。 私たちが失ったのは私たちの『記憶』だ。 記憶を失ったため、私たちはほとんどすべてを失った。 記憶の断片が脳裏に残っている人間がたまにいるようだ。 故郷の星で夜空の星々を数えていたゴッホ、 同じ夜空の下で、夜想曲を聞いていたショパン。   『詩』というものの起源は分からないが、 忘却以後人間の詩は受取人不明の手紙になってしまった。

          [自作詩] [レ・ミゼラブル] 2024.08.28

          [自作詩] [ZERO] 2024.08.25

          分母が0の数が定義されない理由は、 『0による割り算』が神の方法だからだ。 それは無限であり、だからこそ定義されることができない。   時間がかからないと、 速度は無限だ。 これが神があらゆる所に存在する方法だ。

          [自作詩] [ZERO] 2024.08.25

          [自作詩] [ウロボロス] 2024.08.24

          蛇は、自分の尻尾を噛んでウロボロスになる。 線形の蛇が見られるものはヤヌスの半分の顔に過ぎないから。   始まりと終り、 善と悪、 生と死。   賢い蛇たちはヤヌスの二つの顔を超然と見つめる。 逆説が真実を飲み込んでしまったから。  

          [自作詩] [ウロボロス] 2024.08.24

          [自作詩] [等式] 2024.08.20

          最も大きい数より大きい数、 最も小さい数より小さい数を想像するのは難しくない。 想像は無限を基に跳ね回る。   むしろ想像は 前がない始まり、 後がない終り、 外がない体積、 中がない空間などを理解できない。   時間、空間、想像。 これらが無限の属性を共有しているのはなぜだろう。 もしかこれらはただ、 等式の各辺たちなのではなかろうか。  

          [自作詩] [等式] 2024.08.20

          [自作詩] [象徴] 2024.08.20

          仲良く並んで歩いている2匹の「鳩」。 その上で陰を垂らす「桜」。 そして、その後ろで点滅する信号機の「赤」。   「平和」に垂れる「美しさ」と点滅する「危険」。   象徴を見る目の前で、 世界はあっという間に固体性を失って、 投影としての本質をあらわす。 見えるものが見えないものの比喩だったら、 この繊細な意味の網の中で、 私は私に与えられたこの彫刻をどうやって染めるべきだのか。   『私は何の象徴になるのが正しいのか。』  

          [自作詩] [象徴] 2024.08.20

          [自作詩] [キャンバス] 2024.08.18

          沈黙、静けさ、静寂。 これらと友だちになってください。 彼らの言語は呼吸なので、 吸う息に一言、 吐く息にまた一言、 優しくささやいてみてください。 彼らはあなたの呼び掛けに答えるでしょう。   彼らは私たちの後ろで私たちの存在を支える永遠のキャンバスなので、 彼らと友だちになったら、 あなたは永遠に寂しくないでしょう。   そして、彼らはあなたの目の前に、 一幅の絵を見せてくれます。 いつか、あなたという存在が暮れたあとでは、 記憶すらできない一幅の絵を。 そうすれば、あな

          [自作詩] [キャンバス] 2024.08.18

          [自作詩] [もう] 2024.08.15

          雨が上がったあとで、濡れる土に口づける黄色い日差しは、 世間で唯一美しいものでした。 彼女の約束が全部空言だったのを知った時、 私の最古の純粋はついに崩れてしまいました。 散らばった破片はもう他の夢を見ないです。 「 壊れよう…… 永遠に壊れよう。」

          [自作詩] [もう] 2024.08.15