仕事、遊び化計画
突然ですが、あなたにとって仕事は遊びですか?
それとも仕事ですか?
こんな質問を突然しても、即答できればもうそれを貫いて生きていけばいいのですが、そこまでぼくは気持ちよく決断することはできません。
さて、あなたはどうでしょうか?
僕は最近、人生をかけて成すべきことっては無い、と考えるようになりました。
生まれてきた人が全員が全員、社長になって社会に貢献するのが全てと考えることなんてあり得ません。
他方で社会に属している以上は大なり小なりは働く必要があります。
また人生の1/3は寝て過ごすと言いますが、もう1/3は働いて過ごすといっても過言ではないでしょう。
そういった働く時間、仕事の時間をつまらなくするのは、なんだかもったいないと思っています。
プライベートの時間を大事にするのはいいと思います。しかし、仕事の時間をつまらなくする理由にはならないはずです。
仕事というのは基本的にしんどいです。大変で、面倒で正解というのが基本的には決まっていません。
少なくともしんどいながらも、めんどいながらも、つまらないという感覚や結果ではなく、なにか実りや達成感、ポジティブな結果があっていいはずです。
仕事がしんどい=面白いというゲームバランス
ゲームバランスという言葉を知っているでしょうか?
ゲームというのは簡単すぎず、難しすぎないように難易度の設定がされています。
例えば僕はスプラトゥーン3を少し前までやっていました。基本対戦でランクを上げていくだけのゲームなのに夢中でやっていました。
毎回勝てたら僕は飽きていたでしょうし、逆に負け続けていても飽きていたはずです。
そういったゲームを夢中でやれるのは、しんどいけど次やればクリアできるかも、といういい具合のバランスがポイントになります。
もう一つ例を挙げてみると、中学、高校の部活って基本的にしんどいし面倒だったにも関わらず、ちゃんと辞めずに続けられたという人は少なくないと思います。
これもゲームバランスとして昨日までできなかったことができるようになるであったり、ギリギリ勝てるくらいのチームや競走、対戦があったからだと思います。
(もしくは仲の良い友人がいたから続けられたという人もいるかもしれませんが。)
確実に勝てる試合は面白くないでしょう。ギリギリ勝てる、工夫したら勝てるくらいでちょうど面白い。
当たりが確実に引けるくじやガチャは、面白くないでしょう。ハズレるからこそ面白いのです。
仕事を遊び化する
仕事をゲームのような遊びにするためには、2つ前提を決めておきましょう。
ゲームを定義する
ゲームバランスの定義する
の2つです。それぞれを解説します。
ゲームを定義する
どんな会社でも、大抵の場合タスクや課題はあります。そしてそれをを誰かがタスクとして捉えて、任せ、処理するという流れが普通の組織、会社だと思います。役職がなにであっても関係ありません。
仕事というゲームは大抵の場合、チームで動くはずでそういう意味だと仕事というのはチームゲーだと言えます。
仕事におけるルールというのがあるとすれば、とにかく誰かにパスを出すことです。結果を出すことではありません。爆弾が爆発するまでに持っていた人が負けみたいな感じです。
ゲームバランスを定義する
仕事というゲームにおいてはパスをどれくらい早く出せるか、が重要になってきます。具体的に言えば、あれどうなった?とか他人に仕事を巻き取られるとこの仕事というゲームでは負けです。
とはいえ、このゲームで失敗したりしても命は取られません。少し注意されたり怒られたりするくらいで、まあ、一瞬、気分悪いかもしれないです。
それくらいのものであって、ゲームとしては一種のダメージみたいなもんです。
多少、怒られたからと言っても、別に大したことありません。倫理観に関わることでない限りは(例えばパワハラなどのハラスメントなど)、そのダメージもあるからこそ面白いと思えるゲームバランスの要素です。
仕事はなんて人生かけてやるもんでもない
冒頭にも述べたように「人生かけて何か成すという人は多くない」と僕は考えています。ですが「仕事をつまらなくして過ごすのはあまりにも勿体無い」というふうにも考えています。
そういったことを踏まえて、「仕事なんてついつい面白いからやっちゃってた」と思えるくらいのものにしておくのは一つ、人生においては有用なことだと思うのです。
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