人生の100のリスト- No. 46 年上の人と付き合う
「年下と付き合うの、めんどいわ。。。」
年上とか、年下とかで人を判断するような基準は良くない。
付き合うのに年齢は関係ない、ってのは多くある意見だと思うし、その気持ちは理解できる。
今まで付き合ってきた人たちを思い出してみると、年下の彼女ってなんだか、疲れるなー、ということが多かった。
「年下の女の人と付き合うのはもう疲れた。」
「あ、でも、年上の人とは付き合ったことないな。どうなんやろ?実際。」
そんなことを思い、ぼくは人生の100のリストに「年上の人と付き合う」を書き込んだ。
どんな人が好きか、を自分の中ではっきりさせる。
人生の100のリストという遊びについては真面目にやる、というのがぼくの中のルール。
ということで、「どんな人がぼくは好きなのか」をはっきりさせることからはじめる。
これはぼくは、「自立した人、自分の軸、世界観、芯のある人」がいいと思ってた。ある意味の夢中になっていることがある、とか、その人の世界の中に面白いことがあるとか、楽しいことがある人がいいと思った。
そういう意味で言うと、ぼくは年下の人で精神的に自立(自律)できている人が少ない傾向にあるような感覚がある。「一人で大丈夫」って人ほど、自立してない、と考えている。
だからこそ、ぼくは自立してる人になんだか、魅力を感じる。
年上の人と付き合う。
ところで、ぼくは人を本当に好きになったことがないような、そんな気がずっとしていてる。
「はい、あなた!今、この人のこと好きになってますよ!」
とか言う審判が居てくれたら、助かるのに。
悲しいかな、そんな審判はいないんすよ。
だからこそ、ぼくは人を心から好きになってみたい、と思ったし、そんなつながりを持ってみたかった。
恥ずかしいけれど、そんなことを28歳になるまで、経験したことがなかった。多分これからも無いかもしれない。
ぼくの心の問題。
ぼくはそもそも誰かをフォローしたり、頼られたりするようなのがあまり得意ではなかったりもする。
苦手だからこそ、楽しめるぼくではある。
今まで年下の人と付き合うことが多かったぼくは、毎度、「どこに一緒に行きたい。」とか、「どこでご飯食べたい」とか、そういうのを毎回、男が決めるということにはどうか、と思いながらも、楽しんでいた頃もあった。
ぼくがこんなになった大きな原因は、2つある。
1つは、大学入試に失敗して浪人したこと。
ぼくは大学に一浪して入ったこともあってほとんどの人が年下だった。
「気を使わないで、」って言ってもそれでも気を使う部分は多少ある。
もちろん勝手にぼくがを遣っているだけなんだけどさ。
「気を使わないで」って言われるほど、意識してしまうのが人間の習性。
ぼくはそういう面倒な人間なんすよ。
2つ目は、彼女がレイプされたこと。
きっと男性なら中学時代に多少なりとも、いわゆる「男のプライド」ってのは育つと思う。
そういう地盤みたいなのが築かれるんじゃないかな。
でも、ぼくには多分そういうのがない。
ぼくは中学生の頃、当時付き合っていた(中学生でも付き合う、というのかはどうかと思うけど)彼女がぼくの友だちからレイプされるということがあった。
ぼくは当時、セックスのシステムを具体的に知らなかったし、彼女という存在の取り扱いもよく分からないような少年だった。
そのとき、ぼくは襲われてしまった彼女をなにもフォローすることもできなかったという気持ちと、襲った友だちを殺してしまいたいという気持ちが同時にやってきて、心は一瞬でキャパオーバーになった(んだと思う。あまり当時の記憶はない)。
日々そんな想いは、時間が経てば経つほど、プライドを育てる代わりに、自信家とは真逆の人間を誕生させていった。
何かを守るということもできないし、誰かの頼りになることもできない、とずっと今でも思っている。
だから、ぼくは年下の女の人をフォローするとか、頼られたりするのは得意じゃない、と推す。
どうやって出会いをみつけるか。
ぼくのこころの話はこれくらいにして、実際にどうやって出会うか、だけど、そんなのは簡単。
数打てばいいなら、マッチングアプリとか使えばいい。(と短絡的に思った。そもそもそういうツールなんだし。)
とにかく人と会うこと、話すこと、相手を理解しようとすること。
そしたら、出会うことなんてそんなに難しくない。
マッチングアプリは市民権得てないかもだけど、そうやって使うことは恥ずかしいことでもなんでもない。自分にそう言い聞かせた。
アプリ内で同級生とかを発見すると、言葉にならないような恥ずかしさはあったりするけど、目的達成においてそんな大したことじゃない。
年上だと気負わない、面倒なことも少ない
そんなわけで、2019年の 12月くらいからご飯行ったりしてた。
今付き合っているのかどうか、と言われたらわからないけれど、少なくとも世の中の通過儀礼的な「すきです、付き合ってください」みたいなシーンは済ませた。
彼女は無駄に気負うこともなく、そして面倒なことも少ない。
ぼくの好きな音楽と同じような趣味をしている点もいいと思っている。
なにより、ぼくの苦手なフォローするとか、頼られるということを意識せずにいられるのは、いいなと思っている。
これはぼくの予想通り、年上の人のほうが自立している、ということになるのかもしれない。
もしかすると、彼女が「君は、年下だし経験ないかもだから、仕方ないか。」って思われることに甘んじているのかもしれない。
でも、もうそれでもいいや。ぼくが今、この状態に居られることがいいことなんだ。
にしても、「自分に年上の人と付き合う経験がなかったから、付き合ってみたい」で付き合わされる相手なかなかだな、とも思う。いやー、申し訳ない。
参考になったらいいけど。
ところで、出会いのタイミングって正直結構あると思う。
「出会いがない。」
って人はただ行動してないだけで、出会うだけなら、出会い系でもマッチングアプリでも指の力さえあればできる。
「いやー、そういうので出会いたくない。」
って気持ちも多少分かるけど、目的と手段を考えたほうがいいんじゃないかな。
下手なプライドはもう捨てた!みたいな人ほどプライドは捨ててない。
逆にプライドを持っている人のほうが、割とプライドがなかったりするよ。
と、ここまで長々と書いてきてしまった。
このnoteが知り合いにばれないことを祈るばかりです。
彼女にもバレてほしくないな、と思います。
今の年上彼女ともいつまで続くかはもちろん、わからないです。
正直続いても、そうでなくてもその現実を受け止めるだけです。
ただ少なくともここで、ぼくの人生の100のリスト- No.46 年上の人と付き合うは達成された。
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