眠れない毎日
眠たい。けれど、まだ寝てはいけないような気がする。
最近、午前1時〜2時頃にベッドに入るようになった。
夕食後、しばらくの間だらだらと過ごして入浴、スキンケア、髪を乾かして歯磨きをして。
眠る準備が整ってから、1時間以上スマホを見たり、考えごとをしている。
ベッドに横たわり、目を閉じて眠りに落ちたら
明日(今日)の朝が来てしまう。
そう思うと、たとえ眠気に襲われても
電気を消さず、体を起こしてただ無意味な時間を過ごす他なくなるのだ。
満ち足りた気持ちで眠りにつくことも、
清々しい気持ちで目覚めることもない。
そんな経験はしたことがない。
いつも思う。
私はなんて不幸なのだろうかと。
人間として生きる上で、欠如しているものが
あまりにも多すぎると。
私が3年前まで大切にあたためてきた希望は見事に打ち砕かれ、努力は報われず、他人にうまく利用されてしまった。
この状況から抜け出したい、抜け出すのだと
心に誓って努力した結果、それらは全て実らなかったように思う。
「今頑張ったら」、「もう少ししたら」
その言葉たちはもう私の心に響かない。
完璧に、これ以上ないほど人生に疲れてしまった。
早くここから解放されたい。
それを実現してくれるのは、もう努力でも前向きな姿勢でもなくて「死」なのだ。
頭が痛くなってきた。もう寝ないといけない。
眠ると朝が来てしまう。また生きなければならない。
明日(今日)なんて、一生来なければいい。
寝たら辛い人生が続くのだから、
まだ寝てはいけない。
そう思いながら、今日も結局眠りについてしまう。