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6月26日「怒りの力を使う」

私は怒りという感覚を大切にしている。

何かや誰かに対して怒る、という反応。
自分が何に対してそれを感じたのか?
それによって自分を知ることができるから。

好きという感情や嬉しい、悲しいという感情も自分というものを教えてくれる。
でも「怒り」という感情が一番強くてわかりやすいと思うのだ。

怒りを感じるとき、自分にとってそれは合わない、ということかもしれない。
もしくは好きだからこそ、感じるということもあるかもしれない。
なんにせよ怒りのパワーというものは強い。
その力を利用して自分というものを現すんだ。

怒りを感じることが滅多になく、常に穏やか、という人もたくさんいる。
それはそれでとても素晴らしいことだ。
そういう人に自分もなりたい、と憧れていたし目指した時だってある。

でも、自分はそのタイプではないようだ。
そういう人になろうとすることは、どうやら自分を押し込めてしまうということみたいなので。
確かに穏やかな感覚は得られるのだけれど、沸々と内側から湧いてくるようなあの力は消えてしまう。

時にはそういう穏やかな時間も必要になるから、瞑想などしてあえてその状態をつくることもある。

でも自分を生きる上で、私にはあの力が必要なのだ。
怒りという強いエネルギーが、自分を生きる上では必須であると感じる。

常に誰彼構わずに怒っていたりするということではないので、そこは誤解のないようにしてはおきたいけれど。

人間みなそれぞれ特性というものがある。
誰かにとっては有効なことであっても、自分にとってもそれが良いものであるということはない。
どんどん色々なことを経験して試して、自分を研究していったらいい。
それしかできない。
だから人に言われることなんて気にしている時間はないのだ。

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