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SEIKO5「黒い稲妻」を38歳の誕生日プレゼントにもらった。
今日は私の誕生日。またひとつ、歳を重ねた。
そんな年の誕生日プレゼントに、妻と子どもたちからの誕生日プレゼントとして、SEIKO5の腕時計をもらった。
実は家族からSEIKO5の時計をもらうのは2本目になる。
先代はこれ。
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カッコいいでしょ。
これをもらったのは3年前の、35歳の誕生日。
めちゃくちゃお気に入りで、毎日着けていた。
仕事中は業務内容的に着けられないからアレだけど、ホントに仕事とお風呂以外は常に着けていた。
ただ、機械式時計の宿命でオーバーホールの時期がやってきてしまった。
今年の夏ぐらいから時計の挙動がおかしくなっていて、未だオーバーホールに出せずに眠らせている。
そんなタイミングで、2代目SEIKO5をもらった。
2代目はこれ。
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通称、「黒い稲妻」と呼ばれているらしい。うん、たしかに黒い。
先代はシンプルでクラシカルな印象のモデルだったけど、2代目はスポーティな感じがする。
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さっそく着けてみた。
黒いボディに赤い秒針が良いアクセントになってる。ドレッシーにもいけるけど、その中でも攻めた感じのデザイン。
これ、どんなシーンでも使えるんじゃないか?っていうぐらい優秀なデザインだと思う。例えばスーツを着たビジネスシーンとか。
あ、でも私は普段スーツを着る機会が皆無なので、スーツ族のビジネスマナーとかはよく知らないけど、スーツにこういう時計を合わせるのはダメなのかな?
コマ詰は妻がやってくれた。妻はとにかく器用だから、こういうのをそつなくこなしてるところを見るとすごいなと思う。
時計屋さんに持って行って2,000円払ってやってもらう気満々だったから、妻のおかげで2,000円浮いた。その分でお刺身を買ってきて妻と晩酌した。ホタテの刺身美味しい。
サイズ調整して手首に巻いてみると、完璧なフィッティング。
この、手首に感じる時計の重量感がたまらない。
先日までは妻が着けてるApple Watchを羨ましく眺めていたけど、私はやっぱりスマートウォッチよりもアナログの機械式が好きだ。
私の時計はLINEの通知を見ることも、レジでかざして会計をすることもできないけど、時間と曜日、日にちを知ることができる。
時計にそれ以上何の機能を求める必要があるというのだろうか。
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初めてSEIKO5の時計を着けたときは、少し文字盤が小さく感じたんだけど、長いこと着けてるとわかる。36mmというこのサイズ感が絶妙に良いバランスなんだってことが。
大きすぎても邪魔になるし、何だか主張してる感じが嫌らしく思える。
36mmがホントにちょうどいいバランス。
妻と子どもたちが私の知らぬ間に会議して選んでくれていたらしい。
そして、毎年誕生日の前になるとプレゼントは何だと思うか的なクイズが始まる。サプライズのときは妻は絶対に渡すまで答えを教えてくれないけど。
今年もそわそわしながらこのときを待った。
妻が出すヒント的には、今年のプレゼントは革ジャンだと確信していたんだけど、子どもたちが誕生日の歌とともに持ってきてくれたのがこの黒い稲妻だった。
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嬉しくて何度も時計を眺めてしまう。
日常的にガシガシ使っていくので、恐らく傷はたくさん入るだろう。塗装?が剥げることもあるかもしれない。
それらもひっくるめて味となっていくものだ。
いつの日か先代をオーバーホールに出すことを目論みつつ、2代目をガシガシ使っていこうと思う。