喫煙、飲酒、五輪辞退。
19歳の体操選手が、飲酒、喫煙問題でパリ五輪の代表を辞退するとかって話題が賛否両論を巻き起こしている。
この選手のことはよく知らないけど、何だか今回のオリンピック体操競技のエース格らしい。
飲酒、喫煙問題に関して私の意見を先に書いておくなら、「何があろうと守らなければいけないルールを自分のためだけに守れない人はダメ」だと思う。
まあ何をえらそうにって感じだし、私自身、ルールを100%守ってるかと言われればまったくそんなことはない。
どちらかと言えばルールを破り続けてきた人生だ。
そんな生き方をしてきたから、たくさん失敗したし、40歳を目前にしてもなお模索するような生き方をしている。
だからこそ、若き日本のエースが犯した失敗について思うところを言いたいと思い、この記事を書いている。
まず、飲酒、喫煙ぐらいで代表辞退はやりすぎだと言ってる人たちに言いたい。
競技者としての能力が高ければ、ルールは守らなくていいのだろうか。
アスリートは、様々なルールの中で競い合う人たちであり、そもそも法律という人と人とが生きていく中で守らなければいけないルールすら守れない人が国を代表していいとは私は思えない。
多くのプレッシャーがを抱えながら競技をしていて、プレッシャーから逃れるために飲酒、喫煙をしたと弁明している。
私からすれば、それはみんな同じ状況の中でやっているのでは?と思ってしまう。
今回の件が発覚した経緯としては内部告発だったみたいだけど、真面目にルールの中で頑張ってる人からすれば面白くないのは当然だろう。
表ではエースだなんだと言われてる人が、裏では飲酒、喫煙などルールを守れないでいる。
協会としても、今回の問題をなあなあにしてしまったら何でもアリになってしまうから苦渋の決断だったはず。
でも、競技能力が高いだけで、人間性に問題があればいずれ人は離れていく。
逆に言えば、まだ19歳でこういう経験ができたことは本人にとって良かったのではないかとさえ思う。
ここで奮起して、気持ちを切り替えて次に向けて努力すれば、次のオリンピックはまだ23歳。全然可能性はあるだろう。
ホントにエース格に相応しい選手であれば、必ずまた這い上がってくるはず。
私はいつも他責的に生きてきた結果、燻り続けた人生を過ごしてきている。
まだまだ未来ある若者には、ここで踏ん張って正しい道に戻る努力をしてほしいと願う。