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看護師がITILという業務改善プロセスについて学んでみた!

友達と仕事のことを話しているとおススメの本を貸してくれました。その人はプログラミング系の仕事をしています。3冊貸してくれたんですがまずそのうちの1冊から紹介していきたいとおもいます。

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左側から読んでいくことをオススメされたためまずは

「新人ガールITILを使って業務プロセス改善します!」から読み始めました。

私は、初めてこのITILという言葉をききました。

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まずITILとはなんなのか?

Information

Technology

Infrastructure

Library

もともとはITの現場で活用されていたものです。最初、私はITには全然詳しくないのでよく分からないなと思っていました。なんで、IT系じゃないのにこの本を私に貸してくれたんだろと不思議でした。

読み進めてみるとITの仕事について説明しているのではなくこれは、業務プロセスの改善だったり業務のマネジメントに関する内容でした。産業保健師として企業で働きやりたいことはたくさんありどうやって取り組んでいこうか考えていた時でした。実践する現場の人の意見上司の意見など。自分一人では出来ないことは分かっているがじゃあ、実際どうやって周りにアプローチしていこうか悩んでいるところでした。


・全ての業務は「サービス」である

この本の中に書いてある、すべての業務を「サービス」として捉えるという考え方がありました。自分たちのやっていることすべては「サービス」という考えです。会社の外に対してやっているからではなく、会社内でも部署が違えばそれぞれへのサービスになっているということです。

サービスはすべて顧客の目標達成のためにあるものであってたとえ、どんなにたくさんのサービスを提供したとしてもそれが目標達成に繋がっていなければ無駄なサービスになることもあるのです。自分たちが満足しているのがサービスなのではなく相手が満足できるものでないと意味がないということですね。


・サービスカタログ

できることはたくさんある。では、なにが出来るのか言葉で説明すると抽象的になってしまいがちだと自分自身で感じていました。これって。もったいないですね。
この、サービスカタログというのはそのふわっとしている部分を
【見える化】することができるツールです。出来ることを一つひとつ明確にしてリスト化することで自分のサービスを相手にしっかりと理解してもらうことの助けになります。看護師って出来ることややっていることが個別性で多様であるため【見える化】しにくくて悩んでいました。他職種の人からしたら看護師って結局なにしてるの?ってきかれることもあります。
言葉にしているといろいろとやってきたことを話せるのですが実際にじゃあ、私の一番の強みで一番のポイントはってなると難しかったんです。このサービスカタログを活用しながら出来ることを明確にしています。


・問題管理の考え方

問題は必ず起きます。その問題に対してどう対処していくか準備していたのかによって、変わってくると思います。先にこうなる可能性もあるこういうことが起きたらそっちにいくなど多くの考え方を持っていることが大切です。

プロアクティブ=予防・事前対策

リアクティブ=事後対処


プロアクティブ=予防・事前対策

とは、考えられる問題や起こりえることを予測しておくリスク管理やラインケアと似ているのかなとおもいました。根本から起こさないように解決することを考えることです。


リアクティブ=事後対処

にもいろいろな方法があります。本書で紹介されているのは
5Rという方法です。

①Remove 原因を取り除く
②Reduce 軽減する
③React 対応を効率化する
④Remain 何もしない。
⑤Refine それぞれの方法を振り返る


この5Rを実践するにしても実際に他の状況などと合わせてその時に一番いいのはこの中のどの対処法なのか。または、組み合わせたほうがいいのか速やかに判断ができると思います。




集中治療室で働いていた時に常に考えていたことは

「今はどういう状態にある。このデータはさっきまでのデータであってこれから変化する可能性がある。バイタルサインやデータ・経過から改善してきている?それとも横ばい?これから考えられることは?どういうことが起こることが予測される?原因はなんだろう?」と頭の中がいっぱいでした。

ちょっとした変化によって必要な処置やケアは違います。

常に全身状態をアセスメントしてありとあらゆる可能性を考えてそのときに一番必要なのはなにか判断しなければいけません。問題が発生しなければ
一番いいのですが起きたときにどのように対処できるか考えておくことが重要だと感じます。事前に考えられることを最大限に予測しておきシュミレーションしておくことで速やかに対処できます。プロアクティブもリアクティブもどっちも大切だなと思います。


IT業界で活用されているこのロジカルな考え方を活用していきたいです!やっぱりいろんな職種と関われるって楽しい!って実感しました。この本を貸してくれた友達はロジカルに物事を考えるのが得意で私は感情で考えてしまうことが多いのでロジカルな考え方がとても勉強になりました。



mayu.

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