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五輪中止を求める声と池江さんの切実な訴え~ブログ転載コラム

競泳の池江璃花子さんが、「SNSで五輪中止や辞退の声を上げてほしい」とコメントが送られてきていることに対し、「それを選手個人にあてるのは心苦しい」とのメッセージをTwitterで発信しました。ニュースでも取り上げられ、大きな反響を呼んでいます。

ヤフーニュースのコメント欄を見ると、選手に辞退を求めるのは「お門違い」「非常識」等々の声が上がっています。ところが、コメント欄をよく見ると、コメントに反対する「そうは思わない」と考える方が一定数いることが分かりました。どういうことでしょう?

この記事に対してコメントする方は、ほとんどが「五輪中止」を訴えています。選手自らが中止や辞退の声を上げることで、五輪中止の機運を上げてほしいと考え、賛同できないと思う方が多くいるのではないでしょうか。むろん五輪賛成の立場の方もいるでしょうが…

個人的には、池江さんのTwitterには共感できますし、五輪に対する考え方は個々に違いますので、一方の意見を押し付けるべきではないと考えます。IOCや国が「五輪中止」を決めない限り、アスリートが最大限の努力をしていくのは当たり前のことだからです。

菅首相は記者会見で、「感染対策を徹底して国民の命と健康を守り、安心安全の大会を実現する」との発言をしました。そこまで言うならば、感染拡大を防げなかった時の責任、つまり退陣や政界引退という「政治生命を懸けて臨む」との意思を示してもらいたい!!

※このコラムは、ブログ「気まぐれトーク」より転載しました


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