土曜雑感 vol.187~本日のテーマは「2024年の漢字」です
毎年恒例の「今年の漢字」が発表されました。いつものように京都の清水寺で揮毫された一文字は「金」でしたね。まあ、予想通りというか、無難なところというか、そんな感想です(笑)
今年の漢字は、日本漢字能力検定協会が公募して最も多かった一文字を選んでいるので、あまり突拍子もないような漢字は出てきません。「金」はオリンピックイヤーでは定番となっている一文字です。
私個人的には「闇」にしたいところ。闇バイトを発端とした事件が多発したこと、自民党裏金事件が闇から闇に葬り去られようとしていること、世界の情勢も先行きは闇の中・・・そんなところでしょうか。
ただ「闇」という一文字は、あまりにもネガティブすぎますので、世間的には金メダルが想起できる「金」がいいのかもしれません。もっとも、世間のイメージは「裏金」の方が強いでしょうけど。
私自身の一年間を振り返ってみて、漢字一文字に表すとしたらどうなるか・・・なんか、思い浮かびませんね。それだけ、平々凡々かつ平穏安寧な1年を過ごせたということなのでしょうか(苦笑)
そもそも、今年1年を漢字一文字で表すということ自体、ナンセンスなのかもしれません。1年の間には紆余曲折、悲喜こもごも、いろいろなことがあり過ぎますので、一言では語りつくせようがありません。
そういえば、今年の新語・流行語大賞は「ふてほど」に決まったそうですが、これいったい何のことですか? 私は大賞が決まったというニュースで初めてこの言葉を知りましたよ。
日ごろから全くテレビを見ないので、流行に乗り遅れているせい?
世間の方はみんな「ふてほど」って、当たり前のように口にしているの?
それとも何かの圧力や忖度で決まったの?
多様性が求められる世の中にあって、漢字一文字にせよ、流行語大賞にせよ、1年を象徴するものを一つだけに絞るということは、もはや時代にそぐわないのかもしれません。
新聞やテレビはそのへんもよく見極め、報道(放送)するか否かを考えてもらいたいものですな・・・おっと、コラムの最後はまたマスコミへの皮肉で終わってしまいました(笑)
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