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日曜雑感 vol.15~本日のテーマは「粉瘤(ふんりゅう)」です
私には20年来、ずっと気になっていたモノがありました。それが「粉瘤(ふんりゅう、アテローム)」です。皮膚にできる袋状の良性腫瘍で、私の場合は背中に2カ所の粉瘤がありました。
ふだんは皮膚が盛り上がっているだけで、何も症状はありません。ただ、古い角質などが袋の中にたまっていき、少しずつ大きくなってしまいます。抜本的な治療法は、手術で切除するしかありません。
2カ所とも大きくなってしまったのですが、このうちの1カ所は2年半前に炎症を起こしてしまい、皮膚を切開して中身を出すという荒療治に苦しみました。皮膚科に2ヵ月近く通院する羽目になったのです。
退職で時間に余裕ができ、この機会に粉瘤を始末したいと考えて皮膚科を受診し、形成外科の紹介状を書いていただきました。そして先日、日帰り手術を行い、炎症を起こしていなかった方の粉瘤を切除したのです。
簡単な切除かと思っていたのですが、術前の血液検査から始まり、同意書への署名、数センチの傷跡など、予想以上の「大掛かりな手術」になってしまいました(苦笑) 今のところ経過は順調で、抜糸を待つだけです。
炎症を起こした方の粉瘤は、治療で中身を出し切ったため切除の対象とはならず、経過観察となりました。とりあえず、1カ所だけでも炎症の不安が解消されたので、少しだけ安心しています。
※記事とは関係のない画像を張りました(笑)
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