病床問題から”考え方”を変えてみる
〜4日の新規感染者、全国で1151人〜
新型コロナウィルスが、再度猛威を振るおうとしています。
当然、来たる第6波に備え医療体制を整えることは必須です。
しかしそんな中でも、また新たな問題が浮上しているようです。
それが、”幽霊病床”。
即ち、補助金を得ながら患者を受け入れていない。
こういったケースも、少なからず存在しているようです。
もちろん、原因は医療側の怠慢などではありません。
病床使用状況のデータが、現場の状況に対応できないほど目まぐるしく変化している。
そういったシステム側の問題もあるのです。
これに対して、どのように対処をすればいいか?
当然、システムを改良してできる限りリアルタイムで把握できるようにする。
これも解決策として考えられるでしょうし、必須だと思います。
しかしながら、これにはやはり時間が掛かります。
実際に働いている方なら感じていただけるのではないでしょうか?
”こんなシステムや設備があったら、もっと仕事が楽になるのに!!!”
仕事をしている中で、そういった不満を感じている方も多いと思います。
事実、私も少なからず感じています(笑)。
しかし、そうは言っても簡単にシステムや設備は新しくならない。
それが現実ではないでしょうか?
”ない”中で、どのように取り組むのか。
それが肝心だと思います。
今回の病床問題も、やはり現場間の密なコミュニケーションや情報共有。
そして患者側である我々の病院への意識変更。
こういった”できる範囲からの改善”が必要ではないでしょうか。
”ない”ものではなく、”ある”ものに目を向ける。
今回の病床問題から、改めてその大切さを実感することができました。
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