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英語学習の便利を疑ってみる。

英語学習を始めてから翻訳機やスマホの辞書にはお世話になりっぱなしです。

無意識にLINEやInstagramを開いてしまうように、無意識にWeblio辞書のアプリを開いていることすらあります。笑

そんなデジタルの恩恵を受けている私ですが、意外とアナログや古いものが好きだったりします。

ふとした思いつきで母が若い頃に愛用していた赤い英和辞書の存在を思い出し、譲ってもらいました。(一つの辞書を愛用していたのも、まだ持っているのも素敵ですよね。)

私は朝のまだ早い時間にミルクティーを飲みながら洋書を読むというお気に入りの時間があるのですが、試しにその時間のわからない英単語の翻訳を譲ってもらった紙の辞書でやってみることにしました。

当初の目的はスマホを利用する時間をなるべく減らしたいということでしたが、それ以上の恩恵が得られることに気づきました。

その恩恵というのは明らかに単語の定着率が電子辞書やスマホ翻訳に比べて高いと体感したということです。

スマホだと5秒ほどでできることが紙の辞書だと似ている無数の単語の中から探し出すことになるので数分はかかります。
頭の中で何度もその単語を思い浮かべ、スペルをイメージし、似ている単語に翻弄されながら経てして発見した単語は無心で自動変換を使って検索する無機質な情報に比べて記憶に残りやすいんだろうなという大きな発見でした。

またイディオムやスラングはそもそも載っていないことも多かったので、メモをとっておいて後からインターネットで調べました。
この二度手間が単語習得を助けてくれている感があり、個人的には好きでした。


数秒で調べられる単語検索をあえて紙の辞書にしてじっくり行ってみる。


効率重視、デジタル派の方はあまり心地がよいやり方ではないかもしれませんが、本は紙派!デジタルよりアナログ派!
そんな方がいらっしゃいましたら、あえて便利なテクノロジーから離れてみてもいいかもしれません。


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