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引き算ができない理由

前回は人生の中で引き算をするということについて書きました。
もしよかっら前回のブログをご覧ください。

その中で人生の中で引き算をするものは「自分のエネルギーが下がるもの」と言うお話をしたのですが、実際これを引き算しょうと思ってもなかなかできないのが私たち人間です。

以前、組織のリーダーの方をコーチングしていた際、行政委託案件についてのご相談を受けました。その方は、長年このプロジェクトの実現を目指し、様々な戦略を練り、行政にアプローチを続けてきましたが、何年も煮え切らない対応を受け続け、最終的には体調を崩されてしまいました。セッションの中で、このやり取りが自身のエネルギーを著しく消耗させていること、極度のストレス、理解されないことへのもどかしさや怒りといった感情が明確に表れていました。

「なぜそこまでして続けるのか」という私の問いかけには「こうあるべき」「ここしかない」「ここまでやってきたのだから」という強い執着が浮き彫りになってきました。

また、仕事への不満を抱えながらも転職できない方もいらっしゃいました。その方は、「仕事先には恩がある」「私さえ我慢すれば周りは困らない」という、元の職場に対する執着や愛着心、そこから生まれる自己犠牲に縛られていました。

このように、引き算を阻む大きな要因の一つに「執着」そして引き算なので「漠然とした失う不安や恐怖心」があり仕事に関わらず、恋愛関係、人間関係、お金などにも影響してきます。

ます。執着とは、ある物事に深く心を奪われ、それに固執し、手放せない状態を意味します。

では、この執着をどのように手放せば良いのでしょうか。
具体的な方法を3つのステップでご紹介します。

① 執着している自分に気づき、認める。

まずは、自分が何に執着しているのかを認識することが重要です。自分を客観的に見つめ、「もしかしたらこれは執着かもしれない」と、異なる視点から自己分析してみましょう。

② 自分に問いかける。

執着している対象を認識したら、以下の質問を自分に問いかけてみてください。

  • この状態をいつまで続けたいのか?

  • もし、この引き算ができたら、自分は何がしたいのか?

これらの質問に答えることで、現状維持のリスクと、引き算によって得られるメリットを明確にすることができます。現状維持のデメリットを認識し、引き算によって得られる未来を想像することで、変化へのモチベーションを高めることができます。

③ 執着に浸る時間の期限を決める。

執着は、何かのきっかけがない限り、自然に手放せるものではありません。そこで、自分自身で期限を設けることが効果的です。「〇月〇日まで」「〇週間以内」など、具体的な期限を決めることで、区切りをつけ、前へ進むためのきっかけを作ることができます。

この3つのステップを踏むことで、執着を手放し、人生における引き算を実行に移しやすくなります。引き算によって生まれたスペースに、本当に大切なもの、自身のエネルギーを高めるものを迎え入れ、より充実して心がわくわくする人生を送ることを心より願っています。

MINAKO

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